5歳7ヶ月の発達検査



椅子につくと、まず6個の検査のカードを示す。
どの項目からするのか、ぼんちゃん自身に選ばせる(ここは9ヶ月前と一緒です)

1.積み木
心理士が隠して積み木(5個)を積む。→ぼんちゃんも同じように積む。
心理士が階段状に積み木を積む(10個)。その後、その積み木を渡して作らせる→ぼんちゃん、「そんなのかんたん~」と言いながら積み木の階段を左右反対に積む。「あ!はんたいになっちゃった」と笑う。はっきり、わざと反対に作っている感じ。
「なおしてもいいよ~」という言葉に、積み上げた積み木を回す。で「できたよ~」と余裕です。
積み木を10個、コップに8個いれてください。→「かんたん~」と余裕です。
積み木を4つ並べ、心理士さんが順番に叩くのを真似る。
順番に叩く、途中で一つ飛ばしに叩く→OK
6回を順番通りではなくテレコに叩かれると間違える。

2.ひも通し
心理士さんが見本を見せたのち、同じものをつくる。
前回はいろいろ悩みながらしましたが、今回は素早くできました。

3.模様構成(絵合わせ積み木)
カードに模様がかいてあり、積み木にも6面全部にいろんな模様がかいてある。4つの積み木を使ってカードと同じ模様をつくるというやつ。
6種類の絵がありましたが、3つまでしか自力ではできない。
「せんせいおしえてください」といい、一緒に残りの3つを作る。

4.図形を描く
「これと一緒のを書いてください(丸)」→「かんたん~」と言いながら書く。
でも、3つ書いてね~という言葉に「もう、かかない。つかれるもん」と…
1つ書いた丸を塗りつぶそうとする。
そういえば、前回の時に丸を塗りつぶしたな~と…
「ぬりつぶさないていいんだよ」と言うと、渋々残り2つの丸を描く。
正三角形、四角形と書いてください。→△を描く時に一度失敗。
「しっぱいした~けしごむは?」と聞くぼんちゃん。
心理士に「横に描いたらいいよ~」と言われ、横に描く。
四角形も上手に描けた。
菱形をみて「むずかしいからしない」と…
といいつつ、何となく菱形を見ながら描く。ちゃんと3つ描けました。

5.数の概念
○の数を数える。
ぼんちゃん、左から13と数える。
心理士が「右から数えたら何個ある?」と聞く。
ぼんちゃん「みぎからかぞえるね」と言う。
心理士さん「右から数えずに答えてね」と言う。
ぼんちゃん「???かぞえなかったらわからないよ」と言う。
心理士さん「さっき左から数えて13だったよね。右からかぞえたら何個?」と再度聞く!
ちょっと混乱気味のぼんちゃん。
「あ!ひだりからかぞえて13だったから、みぎからかぞえても13だ。ひとつ○をふやしたら14こになるね~」と…
おいおい、君に数字の概念って何?の母?(;_;?) ワケワカメ・・・

6.人物完成テスト
目や鼻、腕、髪の毛などのかけた人物の絵をみせられ、たりないものを書き足してくださいという指示。
まず、足を書く、次は手…首、目を描く。
「もうおしまい」と言う。
心理士に「全部かけた?」と聞かれ、悩むぼんちゃん。
髪の毛を追加する。
眉毛と耳は最後まで気がつかなかったぼんちゃんです(_ _ ??)/◇ ワカラン・・・

7.お金の概念
1円、10円、50円、100円がわかるかどうか?
ここは得意分野なのでOK!
その後、「ぜんぶで161え~ん」とさけぶぼんちゃん。
「100えんのつぎは500えんで、つぎは1000、つぎは5000で、10000なんだよ~」という。
心理士が、「100円は100円玉だね。500円は?」
「500えんだまだよ」ぼん
「1000えんは?」心理士
「しってるで~1000は1000えんさつだよ」と…

8.足し算テスト
OKです。得意分野ですからね。

9.心理士が机の下から積み木で叩く。その音を声を出さす、指で数えず心の中で数える。
ぼんちゃん指で数えようとする。
なので、手を机の上でぐ~にさせて数えさせる。
ちゃんと数えました。
途中で次男坊が玩具で机を叩き、心理士と母は大笑い。

10.心理士とのお話
前回は、「おなかがすいたら?」「あめがふっていたら?」「さむかったら?」という聞き方でした。
今回は質問のお話が長めでした。
「ぼんちゃんがほいくえんにいくときに、あめがふっていたらどうする?」→「ながぐつと、かさをもって~コートをきるんだよ。コートってカッパっていってね、でも、レインコートっていうんだよ」と…
「ぼんちゃんがバスに乗ってお出かけします。乗り遅れたらどうする?」→「つぎのバスまでまつよ」
「お友達があやまってぼんちゃんの足を踏んづけてしまいました。ぼんちゃんはどうする?」→「おともだちがごめんなさいしてくれて、ぼんちゃんがいいよっていう」
「ぼんちゃん、来年は小学1年生になって学校にいくよね。遅刻しそうになったらどうする?」→「いそいでおきて、ごはんをたべていく」
「家を出た後に遅くなって遅刻しそうになったら?」→「はしるとしんどいしな~」と言う。
答えになっちゃいない!
後は…
机って何ですか?
鉛筆って何ですか?
電話って何をするもの?
電車って何ですか?
「ひとをとおくまではこぶのりものだよ。N700けいだったらめちゃはやいんだよ。とうきょうまでじそく○キロでね~」と延々と電車マニアぶりを発揮する。
頼む~時速の話と駅名の話はもういいって!と思う母一人
電車と船の違いは?電車と船とどこか一緒のところはあるかな?
人形って何ですか?
「いえにないからしらない」と答え…
その後「ぎゅーしてだっこするおもちゃでしょ!」と答える。

11.絵を見てお話する。
最後にこれをしよう!と言われ、絵を出す。
・バス停でバスを待ちながら新聞を広げて読むおじさんとその他の乗客が書いてある絵。
「バスていでバスをまっているえ」
それ以外に何かない?と聞かれても「もうない」という。
・お母さんと女の子が部屋で絵本を読んでいる絵。
「おかあさんがえほんをよんでくれている」
後は何があるかな?という質問に「ここでねこがねてるよ~」と。
・カップルが公園のボートに乗っている絵
「いけでボートにのっているえ」といい、「もうおしまいする」と離席。


全体的に、検査のプロフィールを自分の方に向けたり、離席したりする姿が見られました。
心理士が質問する時に紙を持っていたのですが、それを見たがる姿がある。
全体的に検査に取り組む意志があるが、自分勝手に検査を進めようと姿が見られた。
全体的に5歳児レベルとして、すごく劣っているという感じではないが、やはり社会性という面では遅れを感じざるを得ない!と…


帰り際…
療育教室としては、ぼんちゃんを今後どのように育てていくべきなのかを、療育教室卒業時にお話させてほしい!とお願いしました。
診断をするのは医師です。
でも、その診断をする前の検査や傾向を出すのは心理士の役目だと思っています。
子供をどう育てるか?ってのは親の気持ち一つなのだと思いますが、やはり、この特徴にあった育て方をしてあげたいと思っています。

そうそう、前回あった、右は?左は?とか右手、左手、右耳、左耳は?
色の概念や、平面上の図形の概念、名前を書く、はありませんでした。
療育教室で過ごす姿から、わかっている!と思っているからなんでしょうね。


まあ~途中で、次男坊はるちゃんの妨害もありました。
ぼんちゃんなりのスピードで検査ができなかったこと…
はるちゃんを人に預ける!ということも検討しました。でも、周囲の雑多な音の中で検査をしたり、小学校に上がると勉強をしなくてはいけません。
なので、100%の力を出し切れる状況というイメージではなく、周囲に人がいること邪魔をされることもあること…いろんなストレスの中で、ぼんちゃんがどれだけ力を発揮できるのか?を見てみたかった母でもあります。
ちょっとぼんちゃんには酷だったかな?
しかし、いつも120%の力が出せる環境であるわけがありません。
そんな環境でしか力が発揮されないのも、少し悲しい気もしますしね~

さ~どんな結果でしょうね。
楽しみでもあり不安でもありますわ(>y<) ぶっ!?


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