真緒の幼少時代



σ(=^‥^=)ミィは海沿いの片田舎で産まれた。3950kgとビックなお子ちゃまだった。
σ(=^‥^=)ミィ…子供の頃は、世渡り上手な子供だったo┤-∀-├oニッ♪
生後半年から保育園に通っていた事もあったのだろう。朝早くから夜遅くまで保育園にいた。そうσ(=^‥^=)ミィは保育園の先生達に育ててもらったのだ。
σ(=^‥^=)ミィの母親は自宅で花とお茶の先生をしていた。
母親は子供より生徒達の方が大事なんだと、そう思っていた。
父親は某大手会社に勤めていて、飲み会だの接待だのと、あまり家にいた記憶はσ(=^‥^=)ミィにはない。
こんなσ(=^‥^=)ミィでも、なんとか成長するものである(。-∀-)ニヒ♪

小さい頃の思い出というと…
6歳上の姉が小学校が終わると保育園に迎えにきてくれた。
姉は右に兄を、左にσ(=^‥^=)ミィの手を握って、きょうだい3人で家路についたものだ。
家につくともちろん家には誰もいない。母は離れにいた。
姉はσ(=^‥^=)ミィと兄におにぎりをよくにぎってくれた。
土曜日は食卓の上にあるお金(母が置いていたもの)できょうだい3人で昼ご飯を買いにいったものだ。チョコリングのドーナツをよく食べた記憶がある。
本当に何度もいうが、σ(=^‥^=)ミィ達きょうだいは、人様に迷惑をかけることなく成長していった。

幼少時代のトラウマがある。
3歳くらいだったと思う。
夜に父と母が大喧嘩をしていた。
σ(=^‥^=)ミィは母が父に殺されると思って覗きにいこうとした。
姉はそれをとめた。
姉は自宅の2階で、兄とσ(=^‥^=)ミィをぎゅっと抱きしめてふるえていた。
1階から聞こえる父と母の声…罵倒する母…怒鳴り散らす父…
その日、、、
σ(=^‥^=)ミィと兄は姉の布団で眠った。
朝、姉が保育園の支度をした兄とσ(=^‥^=)ミィの手をとって、保育園に連れていくと言って家を出た。
姉の向かった先は保育園ではなくて駅だった。
田舎の駅である。1時間に2本しか通らないような単線。
ランドセルを背負った姉に連れられた保育園児2人…
姉は切符を買って電車に乗った。
『おねえちゃん…?』と言うと、、、
『島のおばあちゃんのところにいこう』と言った。

島のおばあちゃん…
母の育ての母である。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島で細々と漁師をしながら一人で住んでいた祖母。
子供の頃、この祖母が本当の祖母でないとは思ってもみなかった。
姉に連れられて駅を降りたσ(=^‥^=)ミィ達…
祖母の島に行くには船にのる必要があった。
姉には船に乗るお金しかなかったのか、車で20分もかかる港まで歩いた。
σ(=^‥^=)ミィは途中で歩けなくなったのか、姉におぶってもらった記憶が残っている。
姉は前にランドセルを背負い、2人分の保育園カバンを肩にかけたσ(=^‥^=)ミィを背負って姉はどれだけ歩いてくれたのだろうか?
フェリー乗り場に着いた時、σ(=^‥^=)ミィはとてもお腹がすいていた。
切符を買った姉…
その残りでフェリー乗り場の売店で兄とσ(=^‥^=)ミィに飴を買ってくれた。とても甘かった。
フェリー乗り場でσ(=^‥^=)ミィと兄は大はしゃぎした。海の臭いがする。
誰かが不審に思ったのか、σ(=^‥^=)ミィ達はその後フェリーの上で保護された。

祖母の住む島…
とても小さな島である。
船長さんに保護されたσ(=^‥^=)ミィ達きょうだい。
でも、姉は自分の名前も住所も言わなかったらしい。
で、言ったのはσ(=^‥^=)ミィ…
『○○まおちゃんで~す』・:*∵ゞ(∇≦* )ウ゛ァヒャヒャヒャ
『何処いこうといたの?』の質問に…
『島のおばあちゃんのところ…』と、、、
でも、姉にも兄にも、もちろんσ(=^‥^=)ミィにも島のおばあちゃんの名前や電話番号を言う事ができない。正確には知らなかったヾ(-v-`;)オイオイ
で、姉がパトカーに乗って、おばあちゃんのところへ行った。
σ(=^‥^=)ミィと兄は、交番で昼ご飯を食べさせてもらった。その日…朝ご飯も食べていなかったから、とてもそのご飯は美味しかった。


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: