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古代のロマンをたずねてpart.2
堀越神社
ジャンジャン横丁はいつも以上に人が多くびっくり。
先週『探偵ナイトスクープ』で小枝さんがジャンジャン横丁150メートルを1時間かかってレポートしていましたが、そのとき数店のお店の方から声を掛けられビールを飲んだりお料理をいただいたりしていたのですが、それがとっても美味しそうでした。
もしかしたら、その番組を見て、やってきた人も多かったのかもしれません。
いつもの『八重勝』は二重の列でとても1時間くらいではお店に入れそうになかったので、今回は『奴』に行きました。
もちろん、メッチャ美味しかったですよ。
一心寺さんへも参ったし、串カツも食べたし、ではいざ堀越神社へ行くことにしました。
古くから大阪では「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」
との言い伝えがあります。
一生に一度の願いでしたら、軽々しくはお願いできませんよね。
じっくり考えてお願いしないといけませんね。
第33代推古天皇の御代、時の摂政聖徳太子が、太子の叔父君である第32代崇峻天皇の徳を偲んで、風光明媚で長松直々な茶臼山の地をえらばれ、四天王寺建立と同時に創建されたのだそうです。
古くより明治の中期まで、境内の南沿いに美しい堀があり、この堀を越えて参詣したので、堀越という名が付けられたといわれています。
大きな神社ではありませんが、綺麗で気持ちのいい神社です。
夫と二人で参拝しました。
御祭神が書かれてあります。
崇峻天皇は名を泊瀬部天皇(はつせべのすめらみこと)と申され、欽明天皇の第12皇子であり、御母は蘇我稲目の女小姉君です。
時は蘇我氏の全盛時代であり、特に大臣の蘇我馬子の専横はなはだしく、帝は深く憂慮されて馬子を除こうとされたが、却って馬子の奸智にたけた反逆にあい倒れられたのでした。
天皇のご長男、蜂子皇子は父君の事を深く悲しまれたが、権謀うずまく大和朝廷よりも、当時としては遥かな地の果て、東北地方に安住の地を求めて、父君の霊を弔わんとされ、ひそかに大和を脱出して、北陸より海路出羽へ向われたのだそうです。
そして、出羽の文化、産業の始祖として、また能除聖者、修験道の祖として出羽地方の人々の崇敬の中心となられた。蜂子皇子の墓は東北地方における唯一の皇族の墓といわれているのだそうです。
小手姫皇后もまた、夫君崇峻天皇の服喪の後、皇子の後を追って東北を目指され、そして福島県小手郷堂平に安住の地を見出され、皇后時代より天才的といわれた養蚕の技術をその地の民人達に教え伝えられたのだそうです。
悲しい歴史があるのですね。
堀越熊野第一王子之宮です。
このあたりは、何度となく通っていたのですがきちんと参拝したのは昨日が初めてでした。
聖徳太子に関連の神社として、一度来たかったので満足でした。
本当に四天王に近いのですよ。
当時はここで堀を越して四天王寺さんに御参りしたのですね。
この日も、良いお天気ですし念願の参拝も出来とても良い一日になりました。
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