古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

平野塚穴山古墳・白山姫神社



この道沿いには尼寺廃寺跡を初め、旗尾の両池や太子ゆかりの地名や伝説、史跡が残る古い文化交流の道であり、太子の送葬のこの道を通り斑鳩から、磯長のご廟へお送されたと言われています。



太子道




太子道には、数々の歴史が詰まっています。
↓は平野穴山古墳です。
7世紀後半から末ことの築造とのことです。

時々、歴史の本に出てくるのですが、ここにあったとは知りませんでした。
北が小高い山で、南は見晴らしの良い土地が広がっています。
風水を意識しているのでしょうか。




平野塚穴山古墳



平安時代に石棺の蓋だったものに、後の時代に阿弥陀如来を掘ったと言われています。




阿弥陀如来




何気ない祠ですが、かなり古いもののようです。





ほこら





鎌倉時代の作だそうです。
大変素晴らしいものなのだそうです。
確かに、何か凄いもののような気がします。




不動明王




般若院です。
金堂や塔が四天王寺と同じ配置になっているのだそうです。





般若院





尼寺廃寺跡です。
飛鳥時代末に創建され、東面する法隆寺式伽藍配置でしたが、平安時代初期に焼失したのだそうです。

発掘調査で、回廊に囲まれた塔と金堂の跡が南北に並んでいたが、講堂は見つかっていないそうです。

塔跡には日本最大の心礎が地下約1.2mにあり、そこに耳環や水晶玉が埋納されていたようです。





尼寺廃寺跡




白姫神社です。




白山姫神社鳥居


白山姫神社です。
御祭神は 伊弉諾尊・伊弉冉尊です。


創祀は貞観三年、奉納されている石灯には、白山権現御神前と刻され、加賀白山と関係があったことがうかがえます。



火幡神社を中心とする産業地として、農業にかかせない水、明神山の罔象女(みずわめノ)命とともに白山姫神社のご祭神(白山比売命)は五穀豊穣を祈願する神として、厚い信仰を集めています。



白山姫神社




このあたりは、奈良の中でも目立たない場所ではありますが歴史的にはとても面白いものがあります。


約10キロの道のりで足はちょっと疲れたのですが、楽しい一日でした。






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