古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

熊野7 十津川・玉置神社




車で時々、驚くほど美しい川の水を見ました。
車を止めことが出来なくて写真には撮れませんでしたが、しっかりと目の奥に焼き付けたのでした。



地元の人の話では、川上の支流ではスカイブルーの美しい川がたくさんあるそうです。


十津川




この日は前日と違って、肌寒くそのうえこの辺りはかなり寒いので真冬のダウンコートを着ていたのですが、それでも体が芯から冷えていました。
十津川温泉は結構熱いお湯でしたが、その分体が温まり元気が出てきました。
私は温泉に入ったのは、今から行く玉置神社の禊のつもりでした。




玉置神社は、そう簡単にはたどり着くことができませんでした。
十津川から玉置神社までは車で30分くらいなのですが、土砂崩れで工事中です。
ただし、土曜・日祝日だけは通行止めを解除していると知りきっと大丈夫だろうと思っていたのですが、また違う道が土砂崩れで迂回ルートを使わなければならない状況でした。


私が車を運転するのだったら絶対に無理だったでしょう。
でも、夫は大丈夫だよと平気で運転をしてくれたのでした。


初めての山道、しかもワゴン車、本当に大変です。
何度かすれ違いで横道に落ちそうな恐ろしい思いをしながら進んで行きました。


かなり飛ばしても30分では無理ですね。
小雨も降ってきました。


しばらく、くねくねの山道を走るとやっと着きました。
大きな鳥居があります。
その鳥居の前に駐車場もあるのですが、地元の人に教えていただいたのでその鳥居の左隣の細い道へ車を進め、そこから砂利道を200メートルくらい車のままで進みます。

これでかなり玉置神社に近づきました。


ついに行き止まりになり、車を降り歩き始めます。
玉置神社はここからさらに山道を250メートル位進むのだそうです。



山道の中の鳥居が見えてきました。





玉置神社1






山道をどんどん進みます。





玉置神社2




まだまだ進みます。





玉置神社3




どんどん進みます。






玉置神社4




手水舎で、手を洗ったのですがまるで氷水のように冷たいのです。
ここは、山の上だからでしょか、神気のせいでしょうか、本当に寒いというよりも冷たいのです。





拝殿が見えました。
ものすごい木のにおいがします。
木の中にいるかのようです。





こんなに山奥なのに、次々と人がやってきます。
みんな真剣にお祈りしています。






玉置神社拝殿




ここの神社は、言葉では言い表せない素晴らしさがあります。
実際に来て体験してほしいと思います。
何というか、本当に大昔から神様がいて今もちゃんと存在している、そんな感じなのです。




神道、仏教、修験、あらゆるものを越えた大自然の神様です。





神代杉






神代杉と夫婦杉です。
私たち夫婦は、いつまでも仲良しで元気でいられますようにと心をこめてお祈りしたのでした。






夫婦杉




今回は、一泊二日の大急ぎの旅ではありましたが、なんとか目的の大部分を行くことが出来ました。
本当は大丹倉とか、赤倉神社とかまだまだ行きたいところがあるのですが、いっぺんに行くのはもったいないかもしれません。

これでちょうど良かったのかもしれません。


2日で、5000キロの道のりでした。
ずーっと運転してくれた夫に感謝でいっぱいです。


それから、実はこのたびの途中にちょっとした良い報告を受け取ることが出来ました。


思い返せば今回の旅は神様に感謝を伝える旅だったのかもしれません。
6つものお礼を言うことが出来ました。

お願いは1つも思い浮かばずに、ひたすらお礼をつぶやいていました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

本当に、感謝でいっぱいの旅だったのでした。


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: