sweets&flower

sweets&flower

よくわかる外貨MMF



外貨建ての商品で運用しようというとき、思い浮かぶのが、 外貨預金、 FX、 外貨MMF
  子供でも、貯めたお年玉で、外貨買っておいて! というほどの 空前の円高ですね。

   外貨預金、FXは、わかるけど、外貨MMFの正体は、よくわからないところがありました。
    子供用口座の 運用先の候補にもなったのを機に、調べてみました。


 結論からいうと、外貨MMF  (money market fund)は

  * 格付の高い外国通貨建ての短期証券 を中心に運用。

  * 為替差益にかかる税金が非課税  為替手数料が割安。

  *分配金は毎日計算、月末に再投資、 複利効果 で資産運用ができ、長期運用に適。

  *分配金の20%が 源泉徴収される。

  *購入レートは、1日6回提示される(マネックスの場合)

  *外貨建てMMFで増やした外貨で 外貨建て債券を 直接購入する、
    外貨建て債券の利金や償還の受取りを 外貨建てMMFで行う、といった利用が可能


  *申込単位  会社によって異なる  解約は いつでも自由
           一般的に手数料は、米ドル: 買い 25銭/売り 25銭

   *保有中、ファンドにかかる手数料が必要。  たとえば管理報酬など。。。

   *元金は 保証されてない.

  *分割管理されているので、破綻時の影響は 受けない。
      ただ、組み入れ債権の発行体の破綻時には、元本が 大きく減る危険はある。
         (ちなみに、外貨預金は、保護されない)
外貨預金との違い

           \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

 調べていて一番驚いたのは 為替差益が非課税だということ、これは、大きいです。
   (分配金には、課税されます)

 外貨MMFの口座から、直接、外貨建て債権や 株式を買い付けることができるので、
円転する必要がなく 、その分 為替変動リスクもなく、手数料を払う必要もない。

 利回りですが、よく、通貨の金利と比較されますが、
  MMFの利回りは、 実績直近7日間平均利回り です。
    だから、この分配実績利回りは、ファンドによって、若干異なります。
      SBI、マネックス、野村、ソニー、日興。。。みな ほんの少しずつ違います。

    取り扱い通貨も、売買単位も、それぞれです。

  例えば マネックス証券が扱っている 日興(今話題の)外貨MMFは、米ドル、ユーロ、豪ドル

  分配実績米ドルMMF 0.547 %  ユーロMMF 1.387 %  豪ドルMMF 3.431 %
      (2009年1月15日現在 直近7日間平均利回り実績)

            $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$


  外貨MMFは 安全性が高いともいわれてるけど、はたして元本割れがあるのか?
   もちろん、為替変動によって、差損はあるのは わかるけど、
    ファンド運用成績そのもの に対しては、どうなのか?

          で、マネックス証券に電話で聞いてみました

 質問 「‘元本割れリスクあり’と 確かに書いては あるけど、
      MMFは元本割れしない、安全だと 思っている人も 多いと思います。
     今まで 実際に運用していて、 為替変動は考慮せず、投信の運用の部分で、
       元本割れしたことがありますか? この金融危機でも 大丈夫なんですか?」

    待つこと数分。。。(そんな質問するヤツは、私ぐらいなのか^^;) 答えは。。。

 「今までに、当社のものではないですが、
   2001年エンロン破綻の時と、リーマン破綻のとき 2度元本割れしたことがあります。」

          。。。。ということでした。



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: