■バカ貝&はかりめ丼



■■温泉旅行五日目のあたし達■■

【ナナ】 旦那(予定)さまぁー♪♪ 起きてくださぁーい♪♪
【ヒロ】 ん?? おはよう。
     って、はぃー? 未だ、外真っ暗じゃない!!
【ナナ】 うんw だって、夜明け前だものw
【ヒロ】 ははぁーんw また何か、面白いことを企んでるね?(わくわくした表情)
【ナナ】 うふふ♪♪ 顔洗って着替えたら、さっそく出掛けましょうね♪♪
【ヒロ】 え? 夜明け前に宿の出入りしても平気なの?
【ナナ】 宿の旦那さまに先程会って、ちゃんと了解を得ましたから♪♪
【ヒロ】 あ゛? 夜明け前から働いてるの? 働き者だなぁ・・・

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■■ナナの運転で移動中■■

ナナの運転で移動中

【ヒロ】 おもてに出たら、見事に真っ暗闇だよw(写真左上)
【ナナ】 雨が降っているからw 余計に真っ暗ですよねw
     お天気ならば、もうそろそろ夜明けなんですけどねw(写真右上)
【ヒロ】 ん?? 内陸から海岸に来ちゃったけど・・・・・
【ナナ】 海岸っていうか、漁港ですよ♪♪ (写真下)
     お宿の旦那様ご用達の漁港に来てみたんです。
     旦那(予定)さまって『バカ貝』を見たことも食べたことも無いって言うからw
【ヒロ】 うん、バカ貝なんて見たことも聞いたこともないよw
【ナナ】 獲れたてのバカ貝を入手して帰りましょうね♪♪
【ヒロ】 なるほどw 宿の飯が旨いわけだw 漁港の店で仕入れてたのかw
【ナナ】 店のかたにお願いして、ちょっと面白いもの見せて頂きましょうね♪♪
【ヒロ】 ん?? 面白いもの?? なんだろう??

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■■アサリじゃないのよ■■

アサリじゃないのよ

【ナナ】 旦那(予定)さま? これがバカ貝ですよw (写真左)
【ヒロ】 ん?? ただのアサリじゃない??
【ナナ】 確かに、見慣れてない人がみたらアサリですよねw
【ヒロ】 っていうか・・・・まんまアサリにしか見えないんだけど?
【ナナ】 ここに、中味を繰り出したものもあるの。ほら、アサリじゃないでしょw
【ヒロ】 あ、本当だね。アサリよりもさ、身がデカイし赤いね。
     アサリと同じ程度の貝の中に、こんなに大きな身が入ってるんだw(写真右)
     貝柱の大きさを見れば、身がどれだけ大きいか一目瞭然だよねw
【ナナ】 赤い三角コーナーに入っている貝柱♪♪ 見事な大きさですもんねw
     それじゃ、生きているのを入手して帰りましょうね♪♪
【ヒロ】 あ、ナナちゃん♪♪ 帰りは、ボクが運転するよ♪♪

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■■帰り道の車の中■■

【ナナ】 バカ貝って『青柳(あおやぎ)』って言う名前なんですよw
【ヒロ】 はい? アオヤギなら知ってるよw
【ナナ】 あたしの下町では、青柳のことをバカ貝って言うんですw
【ヒロ】 へぇー(20へぇ) でも、なんで?
【ナナ】 小噺にバカ貝を題材にした落語があるんです。
     江戸っ子の男が、今で言う東京湾に潮干狩りに行ってですねw
     熊手でちょっと砂浜を撫でたら、アサリが獲れるは、獲れるはw
     まさに入れ食い状態で、桶一杯にして鼻高々で帰って、皆に自慢したんだそうですw
     『おいらのアサリを見ておくんなぁーw 桶いっぱい入れ食いでぃーw』
     『何ならよぉ、お前達にも食わしてやろうか?』って、自信満々で皆に振る舞ったらw
     『おうおうおう!! こりゃなんだ? アサリじゃねぇーじゃねぇーか!!』
     『お前はよぉ、アサリとよぉ、この変な貝の区別もつかねぇー与太なのかい?』
     って、皆から馬鹿にされて、それから変な貝の名称がバカ貝になったとかw
【ヒロ】 そうだったんだw でもさ・・・青柳は、なんで青柳っていう名前なのかな?
【ナナ】 もともとはバカ貝だったんですけど、産地の名称が代名詞になっちゃったんですって。
【ヒロ】 あ゛? 本来は青柳じゃなくってバカ貝なの?
【ナナ】 あたしの知る限りでは、青柳が代名詞で、バカ貝が固有名詞ですよw
【ヒロ】 でもさ・・・・バカ貝なんて名前じゃ、商品にしても売れなさそうだねw
【ナナ】 バカなんて気持ちの良い言葉じゃないですもんねw
     でも、市原市青柳から大量のバカ貝が東京方面へ盛んに出荷されていたみたいですよ。
     その兼ね合いで青柳が産地名の代表になって、バカ貝の代名詞になったみたいなのw
【ヒロ】 なるほどねぇーw
     さて、お宿に着いたけど、バカ貝どうするの?
【ナナ】 お宿の奥様にお預けするの♪♪ 晩御飯に頂こうと思ってw
【ヒロ】 いいですねぇー♪♪ っていうかさ、こんなに食えないよ?
【ナナ】 このお宿に宿泊、今晩でお仕舞いだから、お宿の皆様と宴会するのよ♪♪
【ヒロ】 でかした、ナナちゃん!! さすが祭り好きの下町っ子だねw
     宿の皆さんと宿泊客で宴会なんてさ、聞いたこと無いよw(爆笑してます)
【ナナ】 そうなのかしら? あたし、生まれてこの方、ずっとこうだけど?
【ヒロ】 だろうねw ナナちゃんと付き合うようになってからシミジミ感じてるもんw
     いいなぁーw そういう人生♪♪ って、ボクも巻き込まれてるけどねw
【ナナ】 あらあらw 嫌そうなコメント言いながら、顔は嬉しそうですよ♪♪
     それじゃ、バカ貝預けたら、次の観光地へ出発しますからw 

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■■南房総国定公園 富津岬■■

【ヒロ】 あれ? ボクが運転するのにw っていうか、どこに行くの?
【ナナ】 富津岬の先っぽw
【ヒロ】 え゛? 富津岬って、千葉県から神奈川県へ向けて尖ってるところでしょ?
【ナナ】 そうですよw 三角形で、神奈川県に突き刺さるようにトンガってる所w
     地図で見た通りにトンガっているか、この目で見たいと思ってたんですw
【ヒロ】 なるほどw ボクも見たことないなぁw

南房総国定公園

【ヒロ】 あれ? 富津岬の先っぽに行くんじゃないの?
【ナナ】 あらw 富津公園の先っぽが、富津岬の先っぽなんですよw
【ヒロ】 あ、ホントだ。石の看板に富津岬って書いてあるね。(写真上段左)
【ナナ】 公園のメインストリートの突き当たりが富津岬の先っぽなんです♪♪
【ヒロ】 え? この道路、ずーっと先まで行けるの?(写真下段)
【ナナ】 ガイドブックによると、岬の先っぽに五葉松みたいな形した展望台があって・・・
     そこに駐車場があるみたいだからw そこまで一気に行きますねw
【ヒロ】 五葉松みたいな展望台って? あ、アレかぁーw(写真上段中央)
     おや?? ガイドブック見てたら、観音様もあるみたいだよ。(写真右)
【ナナ】 東京湾観音ですねw でも、行きませんよw
【ヒロ】 え? どうして??
【ナナ】 この公園内に無いものw だから、明日にでも行きましょうねw
【ヒロ】 あれれ? 別の場所にあるのかw

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■■富津岬の最先端■■

【ナナ】 関東地方にお住まいでない方々のために、説明しよぉーw
【ヒロ】 富津岬は、千葉県富津市にあるのだw
【ナナ】 東京からJR内房線に乗って青堀駅下車。富津公園行きバスで、終点で下車なのだw
【ヒロ】 木更津市の隣が君津市、その隣が富津市なのだw

富津岬の最先端

【ナナ】 旦那(予定)さまぁー!! トンがってる、トンがってる!!
【ヒロ】 ホントだ・・・地図の通り、見事にトンがってるよ・・・・・
【ナナ】 駄目だわ。。。写真に撮っても分かり易くトンがりが見せられないわ。
【ヒロ】 皆様に分かり易く、市役所で頂いてきた写真載せちゃえば?
【ナナ】 仕方ないので、航空写真を載せますねw(写真左)
     それと、富津公園の地図もw(写真右下)
【ヒロ】 ちなみに、右上のマークは、富津市のマークです。(写真右上)

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■■はかりめ丼■■

【ナナ】 さてさて、公園入り口駐車場に車を停めて、お昼ご飯を食べましょうね♪♪
【ヒロ】 あぁーw 公園入り口あたりに、お食事処が軒を連ねてるもんね♪
【ナナ】 はかりめ丼を食べましょうね♪♪
【ヒロ】 んー?? はかりめ?? なにそれ??
【ナナ】 アナゴ丼なんですけど、富津独特のアナゴ丼なんですよw
【ヒロ】 アナゴ丼なんて、若い娘がw(爆笑) ナナちゃんは、やっぱり江戸っ子だねw

バカ貝&はかりめ丼

【ヒロ】 おぉー!! これは、間違いなくアナゴ丼だよw 旨そうだなぁー♪
     でもさ、なんでアナゴ丼じゃなくて『はかりめ丼』なんて名前なのかな??
【ナナ】 説明しよぉーw はかりめ丼というネーミングの由来は・・・
     アナゴの側面の点々が、河岸で使っていた棒ハカリに似ていたからなのだw
     アナゴの測線が、ハカリの目のように点々とあるためなのだw
     写真の右にアナゴのイラストを載せてみたのだw
     よく見ると、イラストのアナゴの側面に白い点々が並んでいるのだw
     それが規則正しく並んでいるから『秤目』なのだw
【ヒロ】 なるほどw 秤の目盛りみたいだから『秤目』なのかw
【ナナ】 ついでに、アナゴの効能も載せておくのだw

■あなごの効能
1)うなぎに比べて低カロリー高たんぱくなのだw
2)ビタミンA・E・Dは、一日の摂取量にすると、100g食べればOKなのだw
3)EPAは100g中に0.5g含まれているのだw
  EPAはコレステロールを下げ、中性脂肪を減らす効果があるのだw
  その結果 血栓症、動脈硬化の予防に役立つのだw
4)DHAは100g中に0.7g含もまれるのだw DHAは脳や目の働きを高めるのだw

【ヒロ】 今度さ、はかりめ丼をうちでも作ってよ♪
【ナナ】 あの・・・うちで作るアナゴ丼、コレなんですけど・・・
【ヒロ】 しまったw 味音痴だってバレちゃったw

(今日は、ココまでw)

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■■BBSで頂いていたご質問の応えです■■

●千葉県君津市豊田地区の温泉●(天然温泉PH8.2/K143.9)
【泉  質】・・・『含沃素臭素重曹食塩微温泉』←(コーヒー色の温泉です)
【浴用効能】・・・『神経痛、リュウマチ、皮膚病、切り傷、やけど、婦人病等』
【飲用効能】・・・『慢性胃カタル、胃アトニー、肥胖症、熱射病殊にその予防』
(※必ず温泉場や宿泊施設の係員に「飲用」かどうか確認してから飲んでください。)

●千葉県君津市黄和田畑地区の温泉●(天然温泉PH/Kともに不明)
【泉  質】・・・『硫黄泉』←(コーヒー色の温泉ではありませんw)
【浴用効能】・・・『リュウマチ、神経痛、胃弱、皮膚病など』

★ご注進★
同じ千葉県君津市でも、コーヒー色した鉱泉と、透明な硫黄泉があります!!(知らなかったわw)

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【日記の書き方・あたし編】へJUMP







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