小春日和 ほっとひと息

小春日和 ほっとひと息

「人を変えたい」と思うとき



『<からだ>の声を聞きなさい』を昨日の朝、読み終えた。

消化不良がいっぱい。
本当にまだわかっていないこともいっぱい。
今度、ノートを用意して、エクササイズに取り組みながら、
自分のものにしていきたい。

けれど、読んだだけでもわかったような気になっている箇所もある。

私は、自分が正しいと思いがちで、
我が強くて、だから思い込みも激しくて、
それを人に強要して、人を変えたいと思ってしまいがち。

それがあたかも「世直し」の一端を自分が担いでいるような、
そんな気持ちにもなってしまったりして、始末が悪いったらない(笑)

私の周りにいる人たちは、きっと大迷惑をしているに違いない。
そうやって、周りにいる人たちのエネルギーを奪って来たこともあったかも、
と、反省してみる。

今度「人を変えたい」と思ったとき、
人にはそれぞれ進むスピードがあり、
それぞれの成長段階があり、
その人はその人の段階に応じた課題を乗り越えるべく、
努力しているのだと思うこと。

そして、私はこれに対して、もうおせっかいはやかない。

「変えられるのは自分だけ」というのが、
わかったつもりになっていたけれど、
改めて、本当にはわかっていなかったんだなと思った。
この本を読んで、すっと腑に落ちた気がした。

娘にも夫にも、いろいろ強要していた自分もわかった。

不要なこだわりは手放し、
彼らの人生にも立ち入りすぎずに、
私は私の道を行こう。

必要なときに、彼ら自身が気づくときが来るだろう。
何も心配はいらない。
私が心配することでもない。
彼らは彼らで充分に成長していく。

未来を信じて、人それぞれの成長を信じて、
不要な心配を手放せばいい。

ただ、それだけを忘れないでいたい。


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