大切なもの~命の華~



一秒でも早く逢いたかったの
約束の時間まで
たくさん時間があるのに
足は独りでに貴方へと向かっていたわ

目の前が真っ暗
ここはどこ?
暗闇は怖いの・・・
助けて・・・早く逢いたいの・・・

私 空飛べたっけ?
狭い狭い部屋の中
あなたが立ちすくんでいる
「どうしたの?」話しかけても
貴方はこっちを見向きもしない
ただ俯いて誰かを見つめる

・・・ねぇ・・・私はここよ・・・
貴方 誰にKISSしたの?
私にしてよ!
私の・・・唇・・・に・・・
貴方の視線は私に向けられていた
青白くなった私を見ていた

私・・・死んでしまったの?
貴方がKISSしたのは・・・私?
力強く抱かれていたのも・・・私?
何一つ貴方の温もりを感じられないよ

貴方に逢いたかったの
貴方の特別な日だから
小さな花束と
私が書いた貴方への手紙を渡したかったの

『愛してる』いつも言い出せずにいた
だけど手紙なら・・・って
思い切って書いてみたの

・・・ねぇ・・・どうして泣いているの?
私 イジワルなこと書いていた?
『愛してる』と言ったから?

生まれ変わってもきっと貴方と
めぐり逢う

「ねぇ あの花がとても綺麗
輝いている・・・まるで・・・」

そう まるで・・・
私達の命の華のように




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