永井版画教室・銅版画工房・永井雅人の作品

永井版画教室・銅版画工房・永井雅人の作品

銅版画の技法について~アクアチント


銅版画の面の表現の技法である。

いつか見た雪
永井雅人「いつか見た雪」エッチング、アクアチント、紙。2006年。
イメージサイズ20cm×19cm。額縁あり。
税込み15000円。送料別。

腐食防止用の防蝕剤(松脂を細かくパウダー状にしたもの)を布の袋などに入れて、銅版に振りかけ、熱で定着させた後腐蝕する。防触剤の隙間から覗いた銅版が腐蝕され、ざらざらなサンドペーパーのような面が出来る。濃淡は腐蝕の時間で加減する。

近年は、アクリル樹脂系の防触剤をエアブラシで吹きつける方法も多く用いられている。
線で明暗を描く技法とは違い、面で明暗をつけることにより繊細なトーンを表現することができる。
応用技法として、シュガー・アクアチント、スピットバイト・アクアチントなどがある。


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: