2011年06月16日
XML
 艦船模型の塗装で一番が難しいのが、甲板上の構造物と甲板の塗り分けです。

 通常は、ウッドブラウン色を吹き付けておいて、甲板上の構造物以外をマスキングして、艦艇色(灰色)を吹き付けますが、このマスキングが非常に面倒なのです。

 そこで登場したのが木甲板シールで、艦艇色を吹き付けた後にこれを張るだけで、簡単にしかも塗装では難しかった木甲板の質感を出すことができるようになりました。

 この初心者にとって実にありがたいパーツは、ハセガワ1/350「三笠」にも用意されています。




 この木甲板シールには、昨日書いたように、エッチングパーツ製の錨鎖導板が付属しています。

 このエッチングパーツを取り付けるためには、次のようなツールが必要です。

 まず部品の切り出しについては、専用のハサミも販売されていますが、カッティングマットの上で、カッターで切りだす方法が無難なようです。

 私は、カッターもマットもタミヤ製を購入しました。

 ちなみに、マットは100円ショップで売っている品でも機能的に十分なようです。


 普通、プラパーツは中性洗剤で洗浄してからサーフェイサーを下塗りし、その後塗装するのだそうですが、私は過去にもそんなことをしたことが無いので、今回も直接塗装することにしました。

 しかし、エッチングパーツについては始めて使うので、取説に書かれている通り、中性洗剤で洗浄して、プライマーを吹き付けた後に塗装することにしました。


■カッティングマット A4サイズ(No.7405...

■カッティングマット A4サイズ(No.7405...
価格:751円(税込、送料別)



 それから、エッチングパーツは折り曲げてから接着することが多いのですが、そのために専用の工具が用意されていて、私はタミヤ製を購入しました。

タミヤ エッチングベンダー【ポイント...

タミヤ エッチングベンダー【ポイント...
価格:1,470円(税込、送料別)



 エッチングパーツの接着には瞬間接着剤が必要です。

 プラモと同じように、ゼリー状で位置決めして、液状を流し込んで硬化させる方法が良いようです。

 瞬間接着剤は各社から販売されていますが、どれが良いのか判らないので、とりあえずタミヤ製を選びました。







甲板にエッチングパーツの錨鎖導板を接着しただけのようですが、意外と時間がかかっています。




戦艦「三笠」のエピソードその3

 1902年に竣工した三笠の装甲は当時最新のクルップ・セメントクロムニッケル鋼が用いられていました。

 1897年に竣工した「富士」と「八島」は複合甲板、1900年-1901年に竣工した「敷島」、「朝日」と「初瀬」はハーベイ鋼が使われていて、これらの艦に比べて「三笠」の耐弾性は20%ほど高いと言われていました。

 また、三笠の鋼板の張り方にも一種の独創があったようで、その独創ゆえにイギリス海軍では採用されなかったそうですが、山本海軍大臣の了承のもと三笠に始めて採用されました。

 この鋼板の張り方も三笠の耐弾性の高さに貢献していたのでしょう。

 いずれにせよ、三笠はその耐弾性の高さゆえに連合艦隊の旗艦となり、日露戦争期間中その座を他艦に譲ることは無かったのです。

にほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年06月17日 01時01分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[プラモデル「三笠」の製作] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: