★ 季節を感じながら・・・ ★

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☆アキレス腱騒動



「ミニバレー親睦大会」

2試合目、「このサーブでゲームオーバーかな」などと、一方的に負けていた試合内容の最後の(?!)サーブが相手側から打たれたとき、ボールは私に向かってきてはいないのだけれど、気持ちボールに向かおうとしていたのか、どうか・・・

「バシーン」と何とも言えないような音と同時に後ろから誰かに思いきり蹴られたような気がして・・・後ろを振り向いたけれど当然誰もいない。前にむき直ったときに、左足がフニャーと、「あれ?あれ?・・・やっちゃッたかナ」

周囲の人たちが、集まってくる・・・
何人かの方が、とても素早い対応で、応急処置をしてくれてる・・・
「救急車、とか、病院は、・・」とか言葉が飛び交っている・・
「自分の車で病院行きます」と言ったときには、すでに救急車が手配されていて・・・

体育館から病院は目と鼻の先なのに、なんだかおおごとになっちゃったな~

救急の当直医師「まちがいないですね」
そこでの処置は無理なので、再び30分先の形成外科まで、また救急車・・・

「キレイに切れてます」
「この位置だと手術しないで固定でいこう」
「え?手術しないのですか?」
「今は、よほどのスポーツ選手以外、手術はしないんですよ、それに足に傷つくよりいいでしょ?!入院もしなくていいし」

ということで、ギブスを巻かれて松葉杖

「これ、お持ち帰りください」と看護師さんに渡されもの・・・ ラインズマンの黄色い旗

ラインズマンの黄色い旗と、お弁当の割り箸で固定して応急処置をしていてくれたようで・・・

すっかり処置が終わって誰もいない待合室で待つこと30分・・・夫は確か最初の病院で、私よりずっと早くこちらの病院に向かっていたはずなのに・・
わたしは、お金も携帯も持っていないので連絡も取れません。持っていたのは黄色い旗だけで・・・

と、夫は大きなバッグを抱えてやっと来てくれました
「あれ?入院じゃないの?手術じゃないの?」
てっきり手術と思いこんでいた夫は、完璧に入院グッズを用意していました。

なには、ともあれ45日間のギブス生活の始まりです
松葉杖での歩行は以外に難しかったな~

自宅では、パソコン用のキャスタつきのイスでコロコロ移動

さっそく、聞きつけた友人達が御見舞いに・・・
「それで?スパイクしたとき?レシーブ?ナニナニ?」
「いや~、ボールまったく触ってないし、ただ、立っていたような時に・・・」
「飲み過ぎかい?」

そうなのでした、この大会の前日息子のクラスのお母さん達と1泊で近くの温泉施設で大宴会・・・私は、朝みんなより早く起きて朝風呂にユックリ入り、温泉から直接大会会場へ
何とか、開会式にギリギリセーフ
でも、そんなに飲んではいない・・・と、思うのだけど・・・みんなより早く寝たし・・・

不自由な私を気遣って、買い物してくれたり、おかずを差し入れしてくれたり、この時も本当に助けて貰ったな~
人の思いがしみじみ有り難く、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

夫の転勤先であった以前住んでいた町に「愉快な仲間」がいます。テニスして、カラオケいって、焼肉、パンづくり、チーズづくり、飲んで、歌って騒いで、それぞれの家族も巻き込んで、何でも完全燃焼の仲間達
で、毎年一人ずつアキレス腱切ってる?
「私もアキレスクラブ入会です」と電話したら、思いきり笑われました。「次は誰?」いやいや、私で終わりにしてください。


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