マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2009.03.03
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カテゴリ: 生活雑記
昨日の早朝、庭の敷石が僅かに濡れていた。どうやら夜半に雨が降ったようだ。愛犬とバス通りまで出ると、道路には凍結防止剤が撒かれている。不思議に思って良く見ると、僅かに氷が張っていた。夜半の雨が夜明け前の冷え込みで凍り出したようだ。だが、防止剤を撒くまでもなく融けそうに思った。

この冬は記録的な暖冬らしい。お陰で灯油も安くなった。配達しに来る業者の話によれば暖冬のためなかなか灯油が売れず、このままでは膨大な在庫を抱えてしまうため、止む無く値下げに踏み切ったのだとか。とすると、前日の凍結防止剤も無理やり散布したのかも知れない。年度末まで予算を完全消化するために。

役所と言うところはどうも始末が悪い。年度末になると工事が増えるのなどはその典型。近所を流れるU川の護岸工事は中途半端で見ていられないし、Z川の整備など素人目には必要のない工事で税金をばら撒いているように見えて仕方が無い。あんな小さな川がすっかりコンクリートで固められ、ご丁寧に上から芝生を張ったところまである。むしろ自然のまま桜の木でも植えた方がよほど住民のためだと思うのだが。

昨年走った宮古島ではコンクリートの擁壁で美しい浜辺が見えなくなった箇所があったし、沖縄本島の名護湾でも自然海岸がすっかり分厚いコンクリートの護岸で覆われていた。省庁の縦割り行政。苦労して分捕った予算は、もし余っても翌年に廻さない。不必要と分かってもそれまでの計画を見直さない。子孫に膨大なツケを残して一体どうする積りだろう。

無駄の典型が役人の天下り。あれでどれだけの税金が消え去るか。省庁の数合わせ然り。形の上では特殊法人や財団の数を減らしても、組織の実態と国家財政からの支出額はさほど減らない仕組み。ある時大学時代の友人を訪ねたことがあった。彼が勤める「高齢者雇用促進事業団」とか言う法人は立派なビルの一角にあったが、室内はやけに閑散としていた。ところがハローワークを訪ねても、高齢者への求人は限られているのが実態だ。

天下り先は国だけに止まらない。都道府県や市町村にも天下りの対象となる出先機関がある。そんな無駄や不合理が罷り通る中、近畿圏内4府県知事が行った、淀川水系ダム建築計画への反対表明は実に痛快だった。これには裏話があり、国土交通省のダム設計専門家の中にも辞職して反対した人がいたとか。

最後に明るい話題を一つ。岐阜県白川町の「森林資源活用センター」ではこれまで焼却処分していた木屑や間伐材を専用ボイラーで燃やし、1時間に600キロワットの電力を発電している由。ゴミを減らし、地球温暖化の歯止めに貢献し、余剰電力を売却して利益を得ると言う一石三鳥の事業だ。将来は子供達が環境や自然の保護を学べるセンターにしたいとか。これこそ予算を有効活用した見本。智慧を出せばもっと地域は良くなるはず。





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Last updated  2009.03.03 16:25:07
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