[きっかけ]

[きっかけ] 
9月10日午前2時~3時頃、
私は怒りに任せて腕を切った。調度1週間前にも切っていた。
「切れない剃刀」のイメージがあったので、私はいつもより強く切った。
それが1本目。思ったとおり切れない。(もっと強く切らなければ)
一度で駄目だった事が、余計に私を苛々させ、怒りでいっぱいになった。
そしてもう一度切った。今度はさっきよりも強く。
切った瞬間、目の前に今までに見た事も無い物が目に入った。
パックリ切れて開いた傷。ザクロが割れたような。
皮膚の下の黄色みがかった白い脂肪がブツブツしてる。
脂肪の下の白い膜。(これは何?)今思い出しても寒気がする。怖い。
その後すぐに思った。「切りすぎたんだ!なんでこんなに切れたの?」
血はどんどん溢れてきて止まらない。
傷口を何で押さえたら良いのかも判らず、
私はそこで初めて声を出した「あぁっ」と。
押えていたタオルが血だらけになったので、
新しいのに変えようと思いタオルを外したら、
ビュビュビュッと細く血しぶきがあがった。
細い細い管から勢い良く水が出ているように・・・
それを見て私は私は声をあげて笑ってしまった。
(血管が切れてるんだ・・・)おかしくてたまらなかった。
人間の体って実際に見るとこんなになってるんだと・・・
私は肩と肘をタオルで縛られ、傷をタオルで押えて病院に向かった。
救急車は呼ばなかった。来るのを待っているよりも、行った方が早いからだ。
自分で階段を降り、車が来るのを待った。

[救急外来]


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