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ささき ひとみ

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August 14, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私はコーチであり、ウエディング等の司会者でもあります。

新郎新婦と打ち合わせをするときに、いかに仲良くなれるか・・・二人の考えをどう引き出すか・・・二人が思い描いていることと私は同じ絵を描いているか・・・何も考えていない二人から何かヒントを得てふたりらしさを表せないか・・・等などいろんなことを考えます。

そんな時、コーチングで学んだことが大いに役に立ちます。

プロのコーチが実際に体験した、ウエディングの現場を紹介していきます。

今日は感動演出編。
題して「プリティーウーマン」

新郎新婦は同じ英会話教室に通ったのが縁で仲良くなりました。

彼女は彼に夢を話したことがありました。

「交際を申し込まれる時に、映画のプリティーウーマンで、リチャードギアが一本のバラを持ってジュリアロバーツのアパートに迎えに行ったように、バラの花をもらいたい」と・・・

彼は彼女の30歳の誕生日に公園で待ち合わせをして、新聞紙にくるんだ30本の真っ赤なバラの花を持って交際を申し込みました。
彼は花を買ったこともなく、季節はずれだったこともあり、何箇所も花屋さんをまわったそうです。
長さも大きさも違う、綺麗にラッピングされた花束ではなかったでしょう。彼にとっては花屋に行くのも恥ずかしいのです。

彼女は両手で抱えきれないほどのバラの花をもらって、とっても嬉しかったと、顔を赤くしながら話してくれました。

さあ、それからサプライズの計画を新郎と始めました。
内緒で電話やメールでやり取りをし、シビルウエディング(人前結婚式)の中で花束のプレゼントを実行。

式次には無いのに、突然MC(私)が交際秘話を話し
「その時の花はこんな感じではなかったですか?」とコメントして、新婦が振り返ったら真っ赤な30本の花束が・・・
新郎から新婦へメッセージと一緒にプレゼントしてもらいました。

ふたりとも、涙涙で声にならなかったです。
真っ白なタキシードとウエディングドレスに、赤いバラの花がホントに美しかったです。

彼女から交際秘話を聞いていなかったら全く無かった演出です。

聴くことはコーチングの中でも大切なスキルです。
2回目の打ち合わせでしたから、最初よりはお互いにリラックスしています。座る位置も向かい合わせではなく、90度の角度で座ったのも良かったでしょう。
彼女が話しているとき、私の頭の中にも、彼が公園の向こう側から花束を抱えて歩いてくる様子が見えました。
会話しながら同じ絵を見ることができたと思います。

提案する前にまずは話を聴く。あたり前の事ですが、聴いているつもりになっていることが多いですね。営業マンらは、何か新しい演出を提案しなければ・・・と与えることに力を入れがちです。
その人達にあった演出は、その人を知らなければ、奇をてらったものになってしまいます。

結婚するまでの二人のストーリを大切にしてこそ、ふたりらしい演出ができると私は思っています。









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Last updated  August 14, 2004 11:50:24 PM
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Comments

ささき ひとみ @ Re:やってみたい。。(09/03) anchoretsuさん 体験300円っす。奥州市…
anchoretsu @ やってみたい。。 わたしもやってみたーーい。
ささき ひとみ @ Re:秋なのね。(09/01) anchoretsuさん ホントに秋ですね。朝…
anchoretsu @ 秋なのね。 我がボロ鉄筋アパート社宅の窓から外を眺めて…
ささき ひとみ @ Re:私も(08/28) anchoretsuさん おぉ!こんにちは。お…

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