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ささき ひとみ

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August 16, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私はコーチであり、ウエディング等の司会者でもあります。

新郎新婦と打ち合わせをするときに、いかに仲良くなれるか・・・二人の考えをどう引き出すか・・・二人が思い描いていることと私は同じ絵を描いているか・・・何も考えていない二人から何かヒントを得てふたりらしさを表せないか・・・等などいろんなことを考えます。

コーチの視点で見た、ウエディングの現場を紹介していきます。

今回は「間が怖い営業マン」

結婚披露宴の打ち合わせをするときに一緒に居て欲しくない営業マンがいます。

婚礼雑学をいっぱい知っている説明好きな営業マンです。

私「○○や△△・□□などなどできますよ~・・・」

私が話し終わる前に・・・
営業マン「○○は~~~で、△は~~~□はね、~~です。」

私がこれから説明しようと思っているのに・・・とチョット不満気味の私。

新郎新婦「どうしようかな?」

3秒もたたないうちに
営業マン「○○が~~だからいいと思うよ!・・そうしようよ」
新郎新婦「そうですね。そうします」
営業マン「うん、いいよ~。はい決まり」

まあ、たいしたこと無い演出に関してならいいんだけど、私が新郎新婦へ向けて質問しているのに、誰よりも早く営業マンが反応して答えを言うのはどうかと思うのです。

私「どんな思いを込めてブーケをその友達にプレゼントするの?」

新婦「えっと・・・」

3秒も返事がないと
営業マン「次はあなたに幸せになってほしいわ。幸せのおすそ分けよ!ってことでしょ」

新婦「うん、まあ、そういうことです」

「そういうことです」が返事になってるではないですか。
営業マンはニコニコ満足気。答えは同じような事かもしれないけど、自分の言葉で自分の声で発したことを自分の耳で聴くから思いは確かなものになるのに・・・

「間」は、自分と対話している時間です。
相手と自分との関係を考えたり、過去を振り返ったり、相手への想いをつのらせる大切な時間なんです。
(もちろん答えられなくて本当に困る人もいるから、そのときは助け舟をだしますよ)

大好きな祖父母へプレゼントをあげることにした新婦に、どんなおじいちゃん・おばあちゃんか聴いてみると
「小さいときは毎晩一緒に寝ていました。どこかにおばあちゃんが出かけるときは車の後を走って追いかけたこともありました。1年前に病気で倒れたけど、私の結婚式に出たいからって頑張ってリハビリしたんです・・・」などなどいろんな話がでてきます。そんな話をしているだけでも涙ぐむ人は結構います。

営業マンがその場にいたならば、「いつまでも元気で長生きしてね!ってことでしょう」と言われてしまう。間違いではないし、その通りだからそれでOKになっちゃうのだ。

だから私は打ち合わせの前に言うのです。
「司会者は二人の気持ちを変わりに伝える役目なんです。
肩書きを伝えるだけではなくて、その人とどんなかかわりを持ってきたのか、その人に伝えたいことはないのか、どんな人なのか・・・など、何か付け加えることによって、あなた達の気持ちが相手に伝わるので、どんな小さなことでもいいので教えてね」と、新郎新婦に向かって言うのですが、本当は誰よりもその営業マンに聴いてほしくて言っています。

そう言わなくても私が嫌っていること、私の顔つきで伝わっているかもね。
営業マンが話している時の私は「あんたの気持ちは聞いてないよ~!」って顔してるからな・・・









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Last updated  August 17, 2004 12:43:58 AM
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営業らしい営業ってなかなかいませんね1  
私が追い返したくなる営業マン
1.声を1オクターブあげて、普段は絶対に使わないような言い回しでやたら丁寧に話す人。
2.明らかに、作り笑いとわかる偽笑顔。
3.こちらの話を聞かずに一方的に話す人
で、一言で言うと信用できない人と言うことになるでしょうか。
しかしながら、こういう営業マンというのはその人の資質もあるでしょうが、ほとんど、会社の教育でこういうのが営業だといわれて教育されているようなふしがあります。そう考えると、入った会社や最初の上司で、人間って大きな影響をうけてしまいますよね。そういう意味ではかわいそうだとも思わないではないですが、不勉強ではありますね。
婚礼というのも人生の大仕事でしょうから、頭の中に思い描いていることがどのように2時間とか3時間の間に思い出に残るように実現されれかというのはご両人にとってはとても大切なことだと思います。自分の思いや理想を口に出して、なおかつ形になっていくようなことは、なかなか、日本人は不慣れに育てられていますから、営業の仕事というのはホントウはそういう本音を引き出すことなんでしょうけど、そうはなってないんですね。
営業は仕事を決めたら、コーディネーターのような人にバトンタッチしてお金のこと以外関与しないような体制にしたらいいと思うんですが。これも、日本の会社システムは、人の適正を見ないで、なんでもかんでも1人にやらせようとする・・・なかなか悪しき商習慣から抜け出せていないですね。
(August 17, 2004 01:06:07 AM)

営業らしい営業ってなかなかいませんね2(続き)  
人の理想や夢を形や現実にしていくことというのは仕事の本質を理解しながらやっていたら、とてもmc1103さんと同席している営業マンのような言動はありえないと思うのですが・・・。
個人の問題か、会社の問題かはわかりませんが、私が新郎だったら、担当を変えてもらうか、式場をキャンセルしますね。
こういう仕事は、学校の先生と同じで、とりあえずやるような商売ではないと思うのですが、なかなかめんどうな問題ですね。うん、難しいなぁ。 (August 17, 2004 01:07:09 AM)

Re:営業らしい営業ってなかなかいませんね2(続き)(08/16)  
mc1103  さん
この方は上司なんです。それで彼は一生懸命なんです。そんでもって沢山説明をして納得してもらって自己満足してます。まぁ説明が長いから聴いているお客様は満腹状態で良い担当者だと錯覚していることでしょう。自分で決められないお客様にとっては良いのですよ。他の人と同じだと安心するお客様も結構いますからね。 (August 17, 2004 09:00:01 AM)

Re:間が怖い営業マン(08/16)  
先日からお世話になります。
営業マンって言葉についつい反応してしまいました。
私自身偉そうなことは言えませんが、営業マンって何を売るかと言うと、モノや商品ではない気がします。
よかったらトラックバック記事見てください!
では、今後ともどうぞよろしくお願いします。 (August 21, 2004 10:26:28 PM)

Re[1]:間が怖い営業マン(08/16)  
mc1103  さん
リンリン竹ちゃんさん

どうありたいか・・・というミッションは時折じっくりみつめたいですね。

信頼している保険の男性は、自動車保険の更新の時に、会話の中で私がふと漏らした困ったことなどにすぐ対応してくれるんです。

保険のことじゃないんですよ。
家具やガスのこと、勉強の事など、その人のネットワークにすぐ電話して解決策をくれるんです。


私の事をみてくれているって思えます。
(August 22, 2004 06:41:30 AM)

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Comments

ささき ひとみ @ Re:やってみたい。。(09/03) anchoretsuさん 体験300円っす。奥州市…
anchoretsu @ やってみたい。。 わたしもやってみたーーい。
ささき ひとみ @ Re:秋なのね。(09/01) anchoretsuさん ホントに秋ですね。朝…
anchoretsu @ 秋なのね。 我がボロ鉄筋アパート社宅の窓から外を眺めて…
ささき ひとみ @ Re:私も(08/28) anchoretsuさん おぉ!こんにちは。お…

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