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2014年03月21日
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カテゴリ: くすり
くすりが体の中でたどる運命
くすりの吸収

(2)内服以外の粘膜吸収
 内服以外の用法で使用されるくすりには、有効成分が吸収されて循環血液中に入り、全身作用をもたらすことを目的とするものがある。

 坐薬はその代表的な例であり、肛門から挿入すると直腸内で溶ける。直腸内壁の粘膜は薄く、その下を静脈が豊富に通っており有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。また、口に入れるため内服と混同されやすいが、禁煙補助剤(咀嚼剤)のように、有効成分が口腔粘膜から吸収されて全身作用を現わすものがある。

 これらの部位を通っている静脈は、肝臓を経由しないため吸収されて循環血液中に入った成分は、始めに肝臓で代謝を受けることなく全身へめぐる。また、くすりの適用部位の粘膜に刺激や荒れなどの局所的な副作用を生じることがある。そのため、粘膜に障害を起こしている時は、くすりの使用によって刺激を受けやすいばかりでなく、その成分の急激な吸収による全身性の副作用を回避する観点からも、使用を避ける必要がある。

 鼻腔の粘膜にくすりを適用した場合も、その成分が吸収されるが、一般用医薬品では、今のところ全身作用を目的とする点鼻薬は無く、いずれも鼻腔粘膜への局所作用を得るため用いられている。ただし、鼻腔粘膜の下を通る毛細血管からは、点鼻薬の成分が循環血液中に移行しやすく、坐剤等と同じく始めに肝臓で代謝を受けることなく血流にのって全身へめぐるので、全身性の副作用を生じることがある。

 眼の粘膜(結膜、角膜)に適用する点眼薬については、すぐに涙道へ流れてしまい全身作用をもたらすほど吸収されない。咽頭の粘膜に適用するくすりについても、唾液や粘液によって食堂へ流れてしまうため、咽頭粘膜ではほとんど吸収されない。ただしアレルギー性の副作用は微量の摂取でも生じるため、点眼薬や含嗽薬(うがい薬)等でもショック(アナフィラキシー)等が起こることがある。



花粉症で使用する点鼻薬や点眼薬でも、内服と同様な副作用が起きないとは限らないということです。用法・用量はきちんと守り、添付文書の注意事項もよく読み、ただしく使用しましょう。











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最終更新日  2014年03月22日 00時36分51秒
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