結成15周年を経たロックバンド、THE BACK HORNのキャリア初となる両A面シングル『シンメトリー/コワレモノ』。ドラマチックなサウンドが世界に光を取り戻す、希望のファンファーレ「シンメトリー」。そして、リズミックなビートの上で皮肉かつユーモラスな言葉が躍る、ねじの外れた人間賛歌「コワレモノ」。菅波栄純作詞による、強力な2曲が名を連ねた両A面シングル。2曲が織りなす世界観が、バンドのポテンシャル、音楽性の振り幅を表現している。一見対照的に見えて同一の本質を持つコンセプチュアルなダブルAサイドシングル。 カップリングには、松任谷由実の「春よ、来い」を収録。カバー楽曲の収録もまた、彼らのオリジナル作品としては初の試み。
□ 楽曲コメント by 菅波栄純 ○ 希望のファンファーレ、メロディアスな「シンメトリー」 何気ない些細なことが大転換に繋がるような、物語が動き出す感じを曲に込めた。 メロディーの断片が生まれたのは5年以上前だ。そこから一滴ずつ水滴を溜めるように音を紡いでいった。 心が前向きな状態の時だけ歌詞を書いて、光を閉じ込めた。この曲を聴いてる間、つらさや悲しみから守られるように。 行方不明の感情、迷子の心にとっての帰りたくなる場所になるように。