【粗筋】
吉原の花魁に夢中になって通う倅に腹を立て、親類を集めて勘当の相談。親類が様々になだめて、相手の女郎を調べたところ、なかなか心根のいい女だと分かり、結局親類が勧めて身請けをして女房に迎える。好きな者と一緒になったので廓通いが収まったのは一時のこと、寄合で繰り込んだ途端に。またいい女が出来てしまった。
今度は親類の者も容赦しない。
「家に立派なかみさんがいながら、吉原に毎日通うとは言語道断、今度こそ勘当するしかないでしょう」
「それより、親父の方にも異見して下さい」
「親父さんがどうした」
「家に立派な仏壇をこしらえたのに、本願寺様に毎日通っております」
【成立】
本願寺じゃなくってもいいが、そう伝わっているので。

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