◆入国管理事務局と夫の漢字◆


◆入国管理事務局と夫の漢字◆


2004年8月9日、夫のビザの更新の手続きの為

東京入国管理局さいたま出張所へ行って来ました。



夫は、私と結婚するまで労働ビザでしたが、

2003年6月に結婚し、その後その年の8月に、

労働ビザから配偶者ビザへと変更しました。



最初に与えられる配偶者ビザの期間は1年で、

もうすぐ夫のビザの期間が切れてしまいます。



そこで今回、在留資格の期間を3年へと

延長するように申請をして来ました。



今回用意した書類は、申請書・パスポート

外国人登録書・在職証明書・源泉徴収票

私の戸籍謄本・私の住民票です。



期間変更の順番を待つ人が少なくて、

私達はすぐに呼ばれ必要種類を提出し、

説明を受けて、今回は終わりました。



今回は、結婚の時とは違い、用意する

書類も少ないし、質問をされたり、色々

証明をする必要もないので、楽でした。



今回は申請のみで、1週間から10日後にハガキが

送られてくるのでその後、受け取りに行きます。



今回は問題がなければ、3年へ延長。

その後は永住権の申請になります。



でも私達は、3年の期間が切れる頃には

アメリカへ引越していると思います。

そうしたら永住権はもらえないですね。



彼が大学に行くとか何も予定がなければ、

あと3年は日本にいて、永住権を得てから

アメリカに行きたいのですが、遅くなれば、

卒業もどんどん先の事になってしまうし..



本当は、二人ともお互いの国の永住権を

持っていれば、行き来するのがとても楽で

理想的なんですよね..



思い返してみると、彼が2001年に再来日してから

私達は何度も入国管理事務局に行っています。



労働ビザを取る為に、アメリカへ行く前に

再入国許可証を取る為など、大手町にある

東京管理事務局へ行き、埼玉の出張所にも

何度も何度も二人で通いました。



しかし夫はそれだけではなく、アメリカから

来て働いている親友や友人の為にも、何度も

一緒に行っているので、もっと行っています。



何度行っても、何だか緊張します。



入管の人達って偉そうにしていて

威張っている人もいるし...

(でも横浜にはとても良い人がいて、

電話で色々と教えてくれました。)



昨日は、大騒ぎしている幼児達に

"そこまで!静かにしなさい!と

大きな声で怒鳴っていました。



ちょっとビックリしました!



私もうるさいなと思っていたし

もちろんきちんと自分の子供を

見て注意をしていない保護者が

悪いとは思うけれど、子供の

遊び場を作っているのだから

賑やかにもなるんじゃないかな。





話は変わりますが、入管で申請書に

記入している夫を見てビックリしました。



だって前までは当たり前のように

書けていた私の父の名前や私の

実家の住所の漢字をところどころ

忘れていたり、さっとスムーズに

書けなかったからなんです~!



"妻"という漢字もおかしな字で、

がっかりしてしまいました..



私が夫に多くを求め過ぎているのかも

しれませんが、前までは書けたものが

書けなくなっているのは、やっぱり

サボっているからだと言えますよね。



最近、夫はかなりこだわって、

PCを使って自分で考え出した

漢字カードを作っています。



それは一枚のカードに、その漢字の

全ての読みと熟語が書いてあって

とても覚えやすいカードですが、

私としては、カードを作るのに

時間をかけるんだったら、漢字

練習帳に1文字でも多く書いて

覚えた方がいた方が良いんじゃ

ないかしら~と思うんですよね。



カードを作っている間は学んでいないし、

テキストを読んだりもしていないし。



そこで、鬼妻の私は、これから毎日

夫に漢字テストをする事にしました。



夫はすごく嫌そうにしていますが、

私は夫に少しでも美しい日本語が

書けるようになってもらいたいし、

12月に行われる日本語能力試験の

2級にも合格して欲しいから。



漢字がきれいに書けるようになれば、

彼の日本語には文句ないんだけどな。





© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: