本番 命をかけたコンサート⑬



1年間、長い間練習してきたコンサート

そして、涙しながらも練習したミュージカル

私達の、長い長い練習の成果が、あとわずかで終わろうとしている

緞帳が下りて、カーテンコールの位置についた時・・・・・・

コンサートが成功した嬉しさと、

これですべてが終わってしまうというさみしさから、

涙がこぼれおちてきた

もう涙を我慢することはない。そう思うと涙がとまらなくなった

「もぉーみさきちゃん泣きすぎでしょっ!まだ終わってないんだから!」

そんな友達の言葉を聞きながらも、

私の目からあふれ出る涙は止まらなかった

盛大な拍手の中、再び緞帳が上がる――――――――――――

コーラス隊・ジュニアの礼が終わり、ソリストA~Eが舞台へ出て行くとき

「あとでねっ」そんな言葉を一言かけた

そして、私と、くず屋の2人の登場

相変わらず涙でくしゃくしゃな私の手をくず屋さんはとってくれた

昼の部と同様、手をつないでの登場だった

頭を下げたときの、いっそう大きくなる拍手に、

更に涙が出てきてしまう もう涙はとまらない・・・・

カーテンコールの曲を、歌って踊ってしている間、

拍手がどんどん手拍子にかわってゆく

そんな手拍子に、笑顔と涙が更にあふれ出た

手拍子がおこるほど、嬉しいことはない・・と思ったほどだ

最後、団長の挨拶が終わり、先生が舞台上に上がって、

毎年恒例、『追憶』とゆう歌を歌って・・最後の緞帳はおりたのだ


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