Honey in America

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沖縄~遠距離恋愛



あるとき、あるサイトをきっかけにしりあった人がいた。。
最初は、メールでのやりとり、そして電話で話すようになった。

彼は、沖縄に滞在している。あたしとは、かなり離れたところにいた。
以前、友だちと沖縄にいってすっかり沖縄にはまっていた。

彼は、ゲトーな感じでもなく、遊び人ぽい感じでもなく・・・
キャリアを中心に考える、とても前向きな人にうつった。

まじめな性格、優しく会話も楽しい。そして、沖縄という素敵な場所にいるかれ。。。
少しずつ彼に惹かれて行くあたし。

そんなあるとき、沖縄に遊びにおいでよ。。。といわれたのがきっかけで彼にあうことになった。

そのときは、別に彼氏・彼女というあいだがらではなかった。
あくまでも、友だちだった。

でも、なぜか人恋しかったあたしは、彼と軽くも結ばれてしまう。

その訪問では、特に二人の関係に変化はなかった。
だけど、またお互い会いたいという気持があったのは確かだった。

そして、あたしは沖縄から帰ってきて日常に戻り。。。久々に男性と楽しい時を過ごし、どんどんと彼のことが気になり始め・・・いつしか彼のことがすきになっていった。

帰ってきてからも、今までとおりに連絡をとり、あたしからのアプローチ?により、付き合うようになる。

それからは、毎日の電話、休憩時間、帰宅時、寝る前、朝起きたときといつもいつも連絡をする。
いままでのあたしには、ここまでお互いやりとりをするってリレーションシップはなかった。
いつもと違うということに、また燃え上がる・・・必要とされているという状況によっていたのかもしれない。

それからは、頻繁に彼に会いに行った。毎月会いに行っていたような気がする。
会えば会うほど、好きになりお互い楽しい時間を過ごした。
でも、その気持と同時に不安な気持も増えていった。。。

彼は、自分のキャリアをとても大事に考える人で会ったために、常にいそがしかった。
でも、あたしが会いにいったときはちゃんと時間を作ってくれた。。それはほんとうにありがたかった。

忙しい忙しいという彼。
いつも会いにいくのは、あたしから・・・旅費はすべてあたしもち。。。
そんな環境にいつしか、うっぷんがたまっていたのだろう。
あたしの彼にたいする感情に少しずつ変化が現れた。

忙しいという言葉の真実は、実はあたしは都合のいい女で、本命はほかにいるのではないか?
たまに連絡がすぐつかないと、いまごろ絶対浮気してるにちがいない。。。

と、何かにつけて悪い方向へと考え、自分をおいこんでいた。。。

何も信じられなくなり、ストレスがたまる一方であった。

彼に、会いにいっても喧嘩ばかり。。。
浮気を突き止めるのに必死で、あーいっては彼をせめる。こーいっては、彼を怒る。
そんな関係ばかりがだらだらとつづく。

彼は、やましいことは何ひとつないといいはる。
今思えば、たしかに仕事と勉強の両立をしていた彼に、そんな時間はなかったのかも。
でも、あらゆることが重なり、彼に対する信頼感を一歳もてなくなってしまってから。。。すべては壊れた。

あたしは、悩んでは悩んでは、自分を追い込んでいき、軽いうつ病になった・・・

そんな二人の関係をみて、彼はあたしにこういった・・・

僕の気持は一歳変わっていない。。。でも、僕といて君が幸せじゃないっていうのはわかる。
選択肢はほかにもいっぱいあるんだ。君には、ほかの選択肢を選ぶこともできるんだよ。。。

と。

それを言われた時、あたしは涙がとまらなかった。
彼は、本当はあたしとわかれたいくせに、遠まわしにこんなこといってきて、どうしてちゃんといえないの?別れたいって?

って、自分のおもっていることがただしいとばかりにあたしは悔しくて、悲しくて涙がとまらなかった。

それから、あたしたちは、しばらく友だちにもどることにした。
そして。。。そのまま、恋人へもどることなく。。。関係はおわった。

今、冷静になって思えば・・・すべてあたしの不安からきた妄想だったんだと。
そして、彼を信じてあげられず・・・すべてを台無しにしてしまったのはあたしだったんだと思う。

でも、いま思えば彼とあの時別れていてよかったとおもう。
あのまま、付き合いを続けても、一旦信じることができなくなった関係をもとにもどすことなんで、できないのだから。。。


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