遠い空の向こうに


遠い空の向こうに October Sky


炭坑の町コールウッド
誰もが坑夫になるような時代に
ロケット打ち上げを夢みる少年がいた。


夢は実現させようとすると
艱難辛苦がつきまとうモノ。
ソビエトが打ち上げた衛星「スプートニク」の
美しさに虜になったホーマー少年。
「ミクロキッズ」「ロケッティア」
そして「ジュマンジ」の監督は
今度は実話をベースに上質な青春物語を描いて見せた。
夢を見ようにも、田舎町の少年の未来は決まっている。
父親も近所のおっちゃんもみんな炭坑夫。
仕事はそれしかない。しかも、貧乏だ。
ロケットを打ち上げるなんて途方もない夢は
実現するにはハードルは高すぎた。
それでも実現するのが感動の映画というもの。
ただ、この物語にも挫折がある。
ホーマー、一度挫折し、父の仕事を継ごうする。
父と同じ仕事をして、父の偉大さを知る。
現実の上に、自分の夢を認識する過程をしっかりと描いている。
たぶんそこが、リアリティなのだろう。

監督: ジョー・ジョンストン 、原作:ホーマー・エイチ・ヒッカム・ジュニア
CAST:ジェイク・ギレンホール(Homer Hickam)、クリス・クーパー(John Hickam)、
ローラ・ダーン(Miss Freida Riley)


遠い空の向こうに


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