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さて今日は株式投資本オールタイムベスト126位
グレアム・バフェット流投資のスクリーニングモデル (ルーク・L・ワイリー著、パンローリング、2015年)
の第4弾です。
今日も、第11章 フィルター5 ー 52週安値の公式とそれを反証する私の旅 から。
私は52週安値の公式を反証、あるいはさらに確信するために、モーニングスターに独立したバックテストを依頼した。
52週安値戦略の独立したバックテスト(モーニングスターが2014年1月14日に行ったCPMSバックテスト)を行ったケーススタディでは、2004年4月に100万ドルを52週高値近くにある25社と52週安値近くにある25社に投資したらどうなるかを調べた。ほかの4つのフィルターは適用していない。調べたのは価格のインパクトだ。
図11.2 52週高値戦略対52週安値戦略(フィルターなし)
図11.2を見ると分かるように、52週の高値で買った会社は最初は52週の安値で買った会社をアウトパフォームしているが、2008年の市場の大暴落のとき、52週高値のポートフォリオの価値は急激に下がり、回復するまでにかなりの時間がかかっている。長い目で見ると、52週の安値で買った会社のほうが、大暴落からの回復期間が短いため、優れた価値を示し、利益も大きい。注目すべきことは、50銘柄(高値で買った25銘柄と安値で買った25銘柄)のいずれも最初の4つのフィルターをパスしていないことである。
図11.3 52週高値戦略対52週安値戦略(フィルターあり)
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