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さて今日は、2022~23主力株概況シリーズです。
72位 9267 Genky DrugStores
(東P、6月優待) ◎
PF時価総額72位の上位銘柄は、福井地盤のドラッグストアで岐阜、愛知、石川、滋賀などへも侵攻中の
Genky DrugStores
です。
前回の 2021シーズンでは1位
で登場していましたが、ドラッグストア業界は過当競争による大激戦が続いており、ゲンキーは既存店月次推移が大きく落ち込む結果となりました。
ちなみに私は以前からどの銘柄においても 既存店月次推移こそが「真の戦闘力」を表す
と考えています。そのため、「ゲンキーはいい銘柄だけど、この既存店月次推移の悪さは看過できない。残念だがもうポートフォリオ最上位の一角では戦えない。」と考えて、持ち株をピーク時の20分の1程度にまで圧縮したため、今シーズンはようやくここで登場してきました。
現在の株価は4400円、時価総額681億円、PBR1.75、自己資本比率は39.2%、今期予想PER16.30、配当利回り0.6%(25円)、総合利回り0.8%(25+10=35円、優待の自社商品券のメルカリ平均価格は額面の100%。)で、優待は100株保有で年1回、2000円相当の自社商品券もしくは1000円相当のクオカードなどです。
さて最近のゲンキーは、300坪の標準型店舗の出店を加速して作業効率化を進めています。
これは洗練された非常に良いフォーマットではあるのですが、「
ドラッグの高い利益率を使って、消費者にとって必需品である野菜や精肉などの生活必需品の価格を下げて集客する。」という「フード&ドラッグ」のコンセプトが他社に急速かつ徹底的にパクられており(TTP)、それで残念ながら総合戦闘力をやや落としてしまっています。
ただ同時に、今期も新規エリアである滋賀県に攻撃的な出店を続けるなど、「攻めの姿勢」は維持しています。
(上記データはゲンキーHPより引用)
そのため自分としては、「ゲンキーは既存店パワーが落ちており主力としては戦えないが、同時に
福井の荒くれ者としての凶暴な精神性は失っておらず、依然として一定の魅力がある。」と考えており、現段階ではポートフォリオ上位に留め置くのが相当、と考えています。
2022~23主力株概況シリーズ 免責事項
2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、既に知らずして死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にねちこくしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。。。。
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