みきまるの優待バリュー株日誌

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Sep 23, 2023
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カテゴリ: 投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト138位




株式トレード 基本と原則 (マーク・ミネルヴィニ著、パンローリング、2018年)








 の第5弾です。





 今日も、 第5章 間違いではなく、資金を複利で増やす から。












 ​
決算発表日まで保有し続けるべきか



 一般的に、私はある程度の含み益がないかぎり、重要な発表日まで大きなポジションを取り続けることは絶対にない。ある銘柄に10%の含み益があれば、通常はほとんどの決算発表日まで保有しても正当化できる。



 しかし、含み益がないか、もっと悪いことに含み損の状態ならば、通常はその銘柄を売るか、ポジションサイズを減らして、10~15%のギャップを空けて下げる可能性に備える。その会社についてどれほど詳しくても、決算発表日まで保有を続けるのは常に賭けだ。



 重要な発表日には、ポジションサイズを調整して、絶対に大きなリスクをとらないようにしよう。











 ここでミネルヴィニは、いわゆる「決算プレイ」の危険性を指摘しています。これは重要なポイントで、リスクとリターンの観点から見て、大きな資金を入れている主力株において「決算をまたぐ」ことが「マイナスの期待値」になっている場合と言うのは確かにあります。






 ただその一方で、3~5年の時間軸でやや遠めの未来を眺めながら、「ゆったり・のんびり・まったり」戦っている「中期投資家」の私にとっては、「決算前だからと言ってポジションをガチャガチャ動かしたくなんかない。元々そんな短期の目線で戦ってはいない。」こともあり、非常に悩ましい問題です。






 そして現在の自分がどうしているかというと、元々業績の進捗が悪くて懸念を持っている主力株で「明らかにリスク・リワード比が不利」と考えた時に決算前にポジションの一部を外す場合はありますが、それはあくまで例外的でほとんどは「そのまま持ちっぱ」です。






 ただその分、主力株に関しては常に極力「大きな含み益」が乗っている状態を保つようにしています。要は、出来る限り「うまく行っている」銘柄群でPF上位を構成するように心掛けている、ということですね。(続く)











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Last updated  Sep 23, 2023 11:40:59 AM


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