みこちゃんbb短歌集



みこちゃんbb短歌集

今までに作った短歌恥ずかしながら少し発表して見ます

〔天国の父〕

★ 本庄駅四国と上州結びしに喜び悲しみ幾度乗せてか

☆ 駅頭に立てば今でも聞こえ来る「又来るよ!」との父の声あり

★ 娘の家に残せし寝巻き父を待ち待ち続けては早七回忌

☆ 七年を過ぎにし便りを読み返す父から娘への細やかな愛

★ 風強く心寒き日出して着る亡父のチョッキは早春の色

☆ 亡き父の蔵書久々開きみつ色鮮やかに赤線幾筋

★ 人間は不思議な器苦しみが入る程にぞ輝きの増す

☆ 泣き笑いの我が生き様に一区切りつけて明日は晴れやかにこそ

〔春・花〕

★ 「元気かい?」花に問いつつ水をやるこのひと時が充電の時

☆ なんとなく風の匂いに春来たるポシェット一つ買って見るなり

★ スーパーの店先飾る蕗のとうタラの芽ゼンマイ春のかてなり

☆ キオスクの新聞を手にプラットホーム皆に「おはよう」言いたきここち

★ チュウリップワインレッドに咲き競い春を告げるか二人の我が家に

☆ 山並みに春日は遊びけだるげに流れる利根に白鷺は舞う

★ 櫻花ピンクの提灯ぶらさげて人待ち顔に咲き誇りおり

☆ 花見酒夫戻りおり少年に羨ましきか男人生


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