D.N.A to Z

D.N.A to Z

 




君がいない生活にも
すっかり慣れたような気がしていた
月日が流れ
落ち着きを取り戻したような気がしていた

だけどそれは大きな間違いで
日に日に
君の存在は大きくなっていくばかり

あんなに多くの時を一緒に過ごして
楽しい思いでも
苦しい思い出も
いっぱいできて
君が隣にいるのが当り前のように思っていた

だけどこんなに早くお別れがきてしまったんだね
君が居なくなってから
とても虚しいんだよ
空っぽなんだよ

精一杯大事にしてきたつもりだったけど
それは単なる自己満足で
君を思うなら何だって出来たはず
それができなかったのは
私の弱い心が大きかったせい

最近ね
とても寒いんだよ
隣が寒いんだよ

いつも君がいた隣が
とっても寒いんだ

もっと近くにいたい
触れていたい

でももう君のカタチはなくて

どうしても君に会いたくなったら
空を見上げて
微笑むから

寒い夜でも
君を隣に感じるまで
ずっとずっと
微笑むから

その笑顔が泣き顔に変わる前に
隣に来て

君がいなくなってから
幾度涙しただろう

もう取り戻せないとわかっていても
隣を代わりでうめるつもりは
ありません

私の隣はずっと
君のものだから




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