☆MiMi. J☆

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#2



口答えもした事がなかった。。


父は厳格な為、彼の言った事は 全てにおいて


ハイ。


と言わなければいけなかった。。


高校に入ってからも ピヤスやアルバイトはダメだし

門限は午後6時30分・・。


私はもう20代後半だが それにしてもそんな門限の

友達なんて私の時代さえなかった・・。

一言で言えば 昭和初期???? 笑


こんな状態は続き だんだん父に反感を覚えていく。

なぜなら父は自分に甘く他人に厳しいタイプだったから。


私の感情の中に 何で彼は好き勝手な事を出来て 

女遊びもして 金遣いもだんだん荒いくせに

私は好きな事が出来ず 社会勉強のための 

アルバイトも出来ないのか・・。

父がだんだんと金遣いが荒くなっていったのは


着ている洋服を見れば一目瞭然。。毎日 全身アルマーニだし

時計はROLEX。。。 

持っている物は全てブランド物。(未だに変わってなくて・・。 泣)

なんで日本人はこんなにブランドにこだわるのか

今でも思うが・・。

でもそんな感情を覚えながらも 

彼に何かを聞けばNO!! と言われるため

私は何も言わず・・。


そんな中 高校を卒業して 短大に行き始めて 

自分の最高の友達(Vanilla)が見つかる。


Vanillaとは毎日 一緒に過ごしていた。。


そのぐらいから父の会社も起動に乗ってきたために

帰りも遅い。

そうなると私としても正直 都合が良かった。


毎晩のようにVanillaとBarに通って 色んな人と出逢い

語った。(ほぼ外国人。)


英語があまり分からなかった私達は 

ある意味 勉強代わりに使っていた。。


そんな中 短期留学が始まろうとしていた。




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