みみ の だいありぃ

みみ の だいありぃ

ダンナの女友達


女友達?
許さない。
ひょっとして友達じゃないんじゃないの?
ダメダメ。
絶対に、ダメ。

これ、いままでのあたし。

でもさ、あたし、変わったんだよね。
ふふふ。

今日、旦那とレストランにいるとき、旦那の携帯が鳴った。
あたしと食べているっていうのに「Hello? Hey,Carol...」と言っている。

ムム?
キャロルっていう男、いたっけな?
いねーな。

ああ、あのキャロルか。
VAからの友達のキャロル。
カリフォルニアに来てるんだったわね。

そう思い出したら、「トイレに行ってくるから!」なんて、余裕ぶっかました。

だってさ、なんか、100%怪しくない!
女のカンがそう言った。
今、120%信用してるんだよね。

トイレから帰ってきたら、旦那はもう電話を終えている。
そして、「VAからのキャロルだった。」とか言っている。

「そっか。元気だった?」

なんて、余裕をかまし、今までの話の続きを興奮気味で話すあたし。
だってさ、面白い話してたんだよね!!

したら、旦那。

「君は変わったよね。でも、俺も変わったよ。」だって。

「え?」

「お互い、信用しあってると思わない?携帯のビルとか来ても、着信発信履歴のコーナーなんて、チェックしないもんな、俺も」

だって。
つーか、あたしも、そんなの、最後にしたの、いつだろ?

こんなあたしたちも、昔はすごかった。

日本に住んでる頃。
うちの旦那があたしを疑ってた時。
あたしの携帯にかかってきた電話番号にかけて、男かどうか確かめられたことがある。

あたしは毎日毎日、財布の奥底まで、番号でも入ってないかチェック。
ズボンも、ポケット全部チェック。

アメリカに引っ越してきてからも、携帯のビルがやってきたら、毎月ケンカ。

「これ、誰?」って。
お互いに。

ドミノピザとかさ、不動産屋とかさ、ろくな相手じゃないんだよ。
確認すると。

あはは。
こんな恥ずかしい時期もありました。

それが、今は、ほんと、信用しあってる。

よかったよ、ほんと。
だってさ、信用しあってない時ってさ、すんごく疲れたから。
なんか、常に不安なの。

うちのケンカ、全て浮気疑い系のケンカだった。
いっつもさ。

日本にいたときなんか、駅のホームでスパゲティの袋でぶったたいて、スパゲティの中身がホームいっぱいに散らばったこともあった。

生卵を旦那のおでこにぶつけて、頭から黄身がたら~・・・とかね。

旦那のジャケットを破いたこともあった。(後で縫わされた)

旦那をホームから突き落としたこともあった。(言い訳が↓にあるよ!)

こえーな、あたし!!

こんなあたしに対し、仕返しをせず、黙ってその場を去ってくれていた旦那に感謝!!

それが、旦那に一度も手をあげたことないよ。
ここ数年。

そこまでのケンカをするほど、腹がたたない。
お互いにBELONGしているって思えるから。

女友達?
もちろん、OK!
あたしにだって、男友達いるし。

他の女が旦那を狙ってる?
ご苦労さん。
でも、あたしのものなのよ。
残念ながら。

このフィーリング、最高です!
これからも、お年寄りになるまで、この調子で行きたいな。

なんていったって、心がヘルシーだもんね!

**************

線路から落とすっていうのでよっぽど鬼女って思われてるわ!!
いけない、いけない!
言い訳、言い訳!

いや、たいした言い訳は出来ないけど、ちょうどめったに電車がこない線路で、ケンカをし、あたしがカバンをスウィングしてぶったたいたら、旦那が勝手によろけて落ちたのよ。
線路に向かってプーッシュしたわけじゃあないの。

それでも、怒られました。
あたしじゃなくって旦那が。

その時、めちゃくちゃ反省しました。

だってさ、黒人が線路に落ちたら、暴力振るったあたしじゃなくって黒人のせいにされたんだから。



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