みみりんの心・・・時を重ねて

みみりんの心・・・時を重ねて

4   開放から束縛



(4)   開放から束縛



 想いの強くなった私たちは エキサイトチャットを止め メッセンジャーで話をするようになった。

そこを2人は 「私たちの部屋」 と呼んでいた。

部屋に行った時に彼が待っていると、それだけで嬉しく自然と笑みがこぼれた。

でも、だんだんと仕事が忙しくなった彼は、私を待たせることが多くなっていった。





     <メール抜粋>



    迷い

『忙しい』という字はあまり好きじゃない。

心が亡くなると書くから…

せっかく時間を共有しているのに、、、いや、共有しているとは言えないか、

ただ、待たせているだけだものね…。

正直私もツライ。申し訳ない。

こんなにも熱い想いを寄せてくれる貴女が居るのに、

貴女が伝えてくれる言葉たちを、想いの一つ一つを、ただ、脇目にしか受け取れない。

片手間にしか応えられない…

貴女からもらった想いが、、そして、私から伝えたい気持ちが、ただその場で空回りし、あふれ出し、拾い集めるのが精一杯…。

こんな私は、恋をする資格なんて無いのでしょう。

毎年の事ながら、慌しくなるこの季節を恨んだりもしましたが、どうなる事でもありません。

無責任は、元々好きではありません。

我が儘な感情も持たずにここまで来ました。

…だったら、このまま一線を画してしまうべきなのかも知れません。

それが出来る…? 今のうちなら…?

自問自答の答えは、どれもNO

こんなメールを読めば きっと余計に苦しむ貴女を知ってて、書いている私を許して下さい。







私は彼によって 自由に生きることを学んだ。

でも、それによって 彼に心を奪われ 彼の為に1日を過ごす 

囚われの身になってしまったのである。





戻る 進む




9月21日 更新しました



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: