あいみゆ日記~育児に家事に遊びに、主婦目線の備忘録

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ひとみみゆ☆

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2008.07.01
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カテゴリ: わんこ
初代わんこのサリーについてちょっと語っちゃったので、カブについても語ってみます。


カブはサリーの息子として生まれました。
兄弟は他に2匹いたのですが、一匹は生まれてすぐに亡くなり、もう一匹は盗まれてしまいました。
そのため、うちに残ったのはカブ一匹だけでした。

カブの父親は近所をうろついていた白い雄犬だったため、カブはサリーの色を薄めたような色合いでした。
顔はサリーと良く似て美形で、なかなかの男前でした。

初代ワンコの息子・ミックスのカブ

が・・・

性格はまったく違いました。

かなりのやんちゃで、動くのが大好きで、男の人が大好きで、よく吠えて、やせていて・・・

ほんとにサリーとは全くの正反対でした。

カブは、生まれてから半年くらいまではサリーが懸命に子育てしていました。
そして、それ以後は、お父さんがカブを可愛がり、カブもお父さんを「ボス」と認め、言うことをよく聞きました。
私やお母さんが散歩に連れていても・・・
グイグイ引っ張り、広場に放してやればワンワンと吠えながら走っていき、捕まえるのもひと手間でした。
が、お父さんが散歩に連れていくと、
とてもりりしくお父さんの横で歩調を合わせて歩き、ときにはノーリードでもお父さんが号令をかけるまでは離れていきませんでした。

このような状態だったため、自然と、

サリー:お母さんと私
カブ:お父さん

というように、サリーとカブの主人は分かれていました。


そのため、父が亡くなってしまってからは、カブにはボスがいませんでした。
私もお母さんも、サリーとカブを愛し、育ててはいましたが、どうしてもサリーに愛情を多めに注いでしまっていました。
お母さんはどうだったのかは知りませんが、どうしても私は、カブをサリーと比べてしまっていました。

悲しい時や、心がふさぎこんだときには、サリーのそばでうずくまって、手足やほっぺをやさしくなめてもらうことがあっても、カブにその役を求めることはありませんでした。


サリーが亡くなり、我が家のわんこがカブ一匹になってからは、以前よりは愛情を注ぐようになりました。

ですが、それでもサリーへの愛情に比べればずっと少なかったのは事実です。

今思えば、カブも賢いサリーの息子だから、ほんとは人の感情にも鋭かっただろうし、思いやりも深かったんだろうなと考えています。

けど、私はカブにその力を発揮させるチャンスを与えなかった。

もっと大事にしようと思い、少しずつ少しずつそうなっていっていました。
が、その時は急にやってきました。

突然、カブが便をする時にキャンキャンとなくようになったのです。
すぐにお母さんが病院に連れて行ってくれました。

病気は前立腺がんでした。

すぐに手術になりました。

ほんとにショックでした。
今までのことを償い、これからはもっと大切にしようとせつに思いました。
術後は経過を見るためにも1週間の入院が必要になりました。
そして1週間目、私とお母さんでカブを迎えに病院へと向かいました。

診察室で久しぶりに再会したカブは、どことなく憔悴した様子でした。
「カブ・・・」
呼びかけると、フラフラとこちらへと歩いてきました。
ですが・・・

「!!!!!!!!!!!!!??????」
なんと、私の足元に真っ赤な血尿を出したのです。
ショックで声が出ませんでした。
ですが、先生が外で少し散歩をさせてやって様子を見てくれとおっしゃったので、カブをつれて表へ。
するとカブはふらふらと私を引っ張って歩きます。
どこへ行くんだろうとそのままついていくと・・・

なんと、カブは家の車に必死でとびかかるではありませんか。
「連れて帰って」
「早く家に帰りたい」
そう必死で訴えているようでした。

「ごめんな、カブ・・・今日はまだ帰られへんねん。もうちょっと入院せなあかんねんで・・・」

泣きそうでした。
「なんで?」
というように私を見ながら、再び病室へ。

もう一度手術が必要になりました。

思っていた以上に病状は悪く、転移がおこっていたというのです。
手術も先生一人では行えないものらしく、大学病院から助手までよんでもらうことになりました。


帰り道、頭がボーっとしました。
なんだか悲しくて、申し訳なくてそれで胸の中がいっぱいでした。
カブが帰ってきたら、今度こそいっぱい愛情を注ごうと本当に思いました。


けどそれはかないませんでした。

2回目の手術から1週間後、カブは息を引き取りました。

がんの進展が予想以上に早く、また、カブの体力が予想以上に少なくて・・・・
カブは朝、息を引き取ってしまいました。
病院からカブが家に帰ってきたとき、まだ体温はかすかに残っていました。
顔もいつもの眠っているときのように安らかで、ほんとうに眠っているようでした。

その姿を見て、私は号泣しました。
体中の水分が抜け出るように、私は泣きました。

ごめんな。
ごめんな。
カブ、ほんまにごめんな・・・

サリーのときには感謝と祈りしか出なかったのに、カブには謝罪の言葉しか出ませんでした。

ほんとにごめんな・・・・

もっと愛情をかけてやれたのに、それができなかった。
ほんとうに死ぬほど後悔しました。


そんな悲しい一生だったカブ。
私の大事な家族だったカブ。

もう、そんな悲しい想いはさせないからね。





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Last updated  2008.07.01 18:27:40
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