水上陽平の独善世界

水上陽平の独善世界

氣まぐれ一句

氣まぐれ一句
本館HP 「氣の空間」


春系
 ふくらんだ 息子の土筆 春近し     

 幻想と 現(うつつ)の夜桜 妖しく舞い

 花びらの 落つる音消す 春の雨    

 もうすぐと 蕾ふくらむ 未来花

 雨上がり 清明の風 燕乗り      

 酔いしれて 朧月夜も 酔いしれて 花びらたちと 乱舞饗宴  

 花びらを 肴に集う 飲べえの 宴に惹かれる 朧月かな  

 笑顔舞い 笑い声舞う 夜桜の 愛しき仲間に 月の微笑  

 交わす杯 知らずのうちに 重なりて 童となりて 風と舞い 

 輪になって 和になり歌う 饗宴に 風も踊るか 花びら姿で  

 青空に 桜吹雪を 杯で受け     

 花びらを 受けて杯 映るのは 桜化身か 生命(いのち)の水か

 日本酒に 花びら受けて 生命飲む

 舞い降りる 桜の花びら 蝶になり 

 ヒラヒラと 蝶に変化の 桜花

 花びらを 捕えて集まる 蜘蛛の宴 

 濡れた手に 花びら乗せる 春の雨

 傘に降る 花びらの雨 春の宵

 濡れるよと 寄り添う言い訳 春の雨

 春雨に 濡れて誤魔化す 別れ顔



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