楽しい南の島

ボン!!ボ~~~~~ン!!

『ボン!! ポ~~~~~ン!!』

ミチュアミ頭になった私達は、
母である女の子にサヨナラを言って、1回ホテルに戻った。

着替えてから、クタの街にご飯を食べに行こう!

「砂だらけだから、シャワー浴びた方がいいよね。」
「ぺこら、先に浴びてきていいよ!」
まどちゃんがそう言うので

ドアを開けて、外に出る。
外なのよね~。お風呂。
生垣の上に曇った空が広がっている。

白いバスタブに水玉………。水玉ぁ?

ギョエ~~~!
虫、虫、虫ーーーーーーーー!

「まどちゃ~~~~ん! むしいいいいいいい!!!」
「何ー? どうしたの?」
バスタブを見た、まどちゃんヒキツル。

でも、まどちゃんは強い。
お水を出して流してくれた。水玉は消え去った。

はぁ。やっとシャワー出来るよ。
赤いマークがお湯ね。
蛇口をひねってお湯を出す。

ジャージャー…。

そのとたん、壁の上部に設置されていた湯沸し機の
温度調節をするダイヤルが

ボンッ!!
と音をたててこっちめがけて飛んできた!

ウッソー?

コンコロコロ…。
床に転がるダイヤル。

あああ!やっぱり普通じゃないよ~!
このホテル!!

ご存知の日本語はそれだけなのね。




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