楽しい南の島

地下鉄に乗って。

地下鉄に乗って
2004.12.23 - 3

スーパーの戦利品のうち、冷たくしておきたい物をベランダに出して、
身支度を調えたら、さぁ出発しよう！

そうだわ。
出掛ける前に、コンシェルジュにレストランの予約も頼まなくちゃね。

３カ所「いいかも。」と思ったレストランがあったの。
・Ratskeller　ラーツケラー
新市庁舎の地下にあるバイエルン料理のお店。
・Weisses Br?uhaus　バイセス　ブロイハウス
ここもバイエルン地方のお料理が食べられる。地元の人に人気のあるんですって。
・Haxnbauer　ハクセンバウアー
骨付きすね肉の丸焼き専門店。カリカリの皮っていうのが魅力的。

店名を紙に書いて夫に渡した。
コンシェルジュに選んで貰って、それで予約をお願いする作戦よ。

すると、ラーツケラーかハクセンバウアーがいいだろうって。
そうして、「もしも自分が行くならハクセンバウアーに行きますよ。」
とのことだったので、
そのお店に予約を入れてもらいました。

これで夕ご飯の心配はなくなったね。
さ、出掛けましょう。

地下鉄の入り口は、スーパーの先だった。
青地に白抜き文字の「Ｕ」の看板が目印よ。
エスカレーターを降りていくと、左手にパン屋さん。
焼きたてパンが並んでいる。

券売機で「パートナー３日乗車券」を購入。
これ１枚で、地下鉄も、近郊電車も、バスも、市電も３日間乗り放題！
しかも、家族５人まで乗れるのよ。なんて素晴らしいんでしょう。

もしかすると、あまり使えないかもしれないんだけどね。
一々切符を買わなくてもいい、っていうだけでも有り難いのであります。

ここは、地下鉄「Ｕ４」終点のアラベラパークという駅。
天井が高くて、日本よりもちょっと照明は暗めだけど、清潔なホームよ。

電車は湘南電車みたいに、胴の中央と窓の上にラインがある車体だった。
色合いは、ミュンヘンのシンボルカラーのブルーとクリーム色。
向き合った４人がけの座席で、内装が木なの。
なんだかとっても懐かしい感じ。

電車にも犬が乗ってくる。
躾がきちんとされている犬って、どこか幸せそう。
ご主人の顔を見上げて、ご主人がいれば安心してる様子で。

みんなおとなしくいい子で乗っている。
犬の運賃はどうなってるのかしら。

今日の予定は、レジデンツの見学をして、
その後、クリスマスマーケット。
夕方６時からレストランでご飯。その後はどうしようかな。という感じ。

レジデンツに行くには、オデオンプラッツという駅で降りるの。
出口を出ると、大通りを挟んだ向かい側が巨大な教会だった。
テアティーナー教会。
う～ん。大きすぎて写真が写せない！　フレームに入りきらずにはみ出しちゃう。

夫「ノートルダム寺院だって全部入ったぞ。」
え「それは、遠くから写したからだよ。」
この距離では、まったく無理。
撮った写真では、この大きさは全くわからないなぁ。

二股に分かれた道の中央に、将軍堂という建物（記念碑）が。
それがまた、とんでもない大きさなのでした。
石造りの太い柱に支えられた巨大な屋根を頂いて、
巨大な舞台のような台座（？）があって、そこに立像が。

舞台へは、石段を２０段あまり上っていくんだけど、
両脇を巨大なライオン像が守ってるの。三越のライオンの７倍（？）くらいの大きさだった。
何もかもがとんでもない大きさ。
何の記念なのかな。調べてみなくては。
（→やまねこさんのページに記載がありましたの。こちらからどうぞ。
トップページに飛ぶので、散歩→ミュンヘン散歩→宮殿・歴史的建築・劇場→写真から見る歴史歴建築（１）の順にお進みくださいませ。）

広い車道。でも走ってる車は少ない。
クリスマスだから？
それとも、市街地は規制があったりするのかしら。

もう左手は、レジデンツの建物。
でも、入り口は建物に沿って南へ３００メートルくらい行ったところ。
これもまたすごい広さです。

入り口は、地球の歩き方に書いてあったから、
それを見ながら探した。
ドイツ語が読めれば簡単なのかもしれないけど、
文盲状態なので、チケット売り場をみつけるのはちょいと難しかったわ。

表示は簡素。そっけなくて、
日本の懇切丁寧な案内など皆無なのであります。
何も書いてない木のドアを開けると、そこにあったりするんだもんね。

夫「ヨーロッパでは普通だよ。」

なるほど。
それだけ町並みを大切にしてるってことなのかも。

宝物館との共通チケットは、８．５ユーロ。
さ、見学いたしましょう。
まずは、宝物館からね。どんな絢爛豪華な宝物が待っている事やら。
広いから大変かも？

レジデンツへ

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