楽しい南の島

朝ご飯。それと天国の始まり。

朝ご飯。それと天国の始まり。
8月5日

爽やかな朝がやって来た。
夜到着のいい所は、翌日スッキリ目が覚めるってとこかなぁ。

……でも、
えびが目覚めたのは、ソファ。
大きなベッドは、夫とチビ太に占領された。
ま、ソファも広々で寝心地最高だったけど。

ベランダから見える風景もいいじゃないの。
手入れの行き届いた庭園が見下ろせるし、建物の間から海も見える。
すぐ下の池には、白鳥(!!!!)も泳いでる。

さぁ! ご飯だ。ご飯だ。
早くご飯食べに行こうよ~~~!!
お腹ペコペコなんだもん!

タマン・ギタ・レストランでビュッフェ食べよう!

ロビーから階段を降りて、レストランの入り口まで行くと、
人が、ずらっと並んでいる。
ち:「たくさん人がいるね~。」
え:「そうね。時間かかるかもしれないね~。」
夫:「ちょっと待っててね。」

夫は、ドアを開けると、係の人となにやら話ている。
戻って来て、こう言った。
「プールサイドレストランでも、食べられるみたいだよ。」

なんて頼りになる夫!
それじゃぁ、そちらで食べましょう。

蓮の花が、咲いている池にかかった橋を渡り、
沐浴場を模したバリニーズ・プールの横を通って、
メインプールの脇にあるレストランまで、歩いていった。

橋の上にも、通る道の両脇にも、
バリ独特の石像が置かれている。
石像には、赤いハイビスカスが飾られていた。

プールサイドレストランは、東屋風の屋根と柱だけの建物で、
朝の風が、通りぬけていく。

ビュッフェの内容は、充実していて食べ応えがあった。

やっぱり、チョコレートミルクがおいしい。
な~んか、 懐かしいなぁ。この味。

果物が色々な種類があって、楽しいんだよ。
ジャックフルーツ…ちょっとゴムっぽい匂いがする。見た目は、黄色くてうっすら甘い。全体の大きさは、差し渡し50センチにもなるんだって。

マルキッサ…みかんくらいの大きさで、オレンジ色の薄い皮の中に、ゼリー状の果肉に包まれたグレーの種がぎっしり。
種ごと噛むと、しゃりしゃりしててメチャクチャ旨い!!

パッションフルーツ…緑と赤の混ざった皮。中身はオレンジ色の果肉に包まれた黒い種。マンゴーの香りがして、甘酸っぱく、ちょっと味の素の味(?)がする。

スネークフルーツ…蛇のうろこみたいな皮をパリパリと剥くと、内側にニンニクとよく似た色艶の果肉。味は、水気の少ない林檎みたい。ちょっとだけ渋かった。

パイナップルは、あまり甘くなかった。ガッカリチビ太。
スイカは、こだまスイカみたいに、しっとりしていて美味しかった。

プールの先は、やしの木が植えられた通路を超えて、海が広がっている。

広大な景色の中で食べる朝ご飯は、なかなかだった。
ちょっと蝿が飛びすぎかもしれないけど。
ブ~ンブ~~ン。

お腹一杯の3人は、その後ビーチサイドのデッキチェアで惰眠を貪るのだった。
やしの木陰で、波音を聞きながら読書三昧!
最高だわ!!!

昼食も、1人1人が寝ている所を回って、
注文を聞きに来てくれて、運んできてくれる。
いたれりつくせり。楽々リゾート生活。

あぁ。天国だよ~~~!!!

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午後はどうなるの?
こうなるのよ。 踏んだり蹴ったり。



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