☆指先の月☆



       ☆指先の月☆

 雨の匂いが残る街にも 冬はやってきてさ
 寒がりなあたしの為にあった あなたの掌も

 いつしか指先があたる程の 距離にしかなかったね

 ねぇ 嘘つかれて 泣かされてもかまわないょ
 だから 壊れるくらい抱きしめててょ この先もずっと
 もぉ 困らせたり 怒らせたりしないからね だから
 あなたの声と その仕草で 時々は温めて欲しぃな。。

 指先にのせた月を見ながら 楽しそぉに笑った
 こんな事、今思ぃ出すなんて どぉかしてるのかなぁ

 だけど あの指先の月よりも あなたと距離は遠く

 ねぇ デタラメでも 幻でもかまわないょ
 だから いつもと同じ顔で笑って この先もずっと
 もぉ 困らせたり 怒らせたりしないからね だから
 一言でぃぃ「好き」と言ってょ それだけで嬉しぃから

 出会った日の事を 毛布にくるまって 一人思い出している

 ねぇ 夢の中の あなたは何故 泣いているの いつも
 こんなに好きで 寝ても覚めても 想っているのに
 あぁ 一人ぼっちの 夜をこえて あなたの指先を
 握れたのなら また見上げるょ あなたと見てた
 指先の月を もぉ離さなぃょ。。


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