ほの.かな.日々~Glueckliche Tage mit Honorin&Kanapon~

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その3



そして最後の日。
正直に言えば、この時はもう、何だか奴が気になって仕方なかった。
最初の空港から、実は気になっていたのかもしれない。

この日は夕べの事もあり、何となく一緒の集団で滑っていた。
ちゃんと滑っているのを見たのはこの時初めてだったのだが、
たしかにめちゃめちゃ上手かった。そして仲々の勇姿だった。(エヘ
ゲレンデの途中で一緒に写真も撮った。楽しかった。

そして日程は全て終了。
新千歳空港から、ピカチュウジャンボに乗った。
ツアーが終ってしまう事が、素直に寂しかった。

ふぅ‥と席に着き、ん?と横を見ると、通路を挟んだ隣に
奴がどっかり座っているではないの~(なんか言ってこいよ!^^;)
ピカチュウのぬいぐるみ持ってスチュワーデスさんに
写真撮ってもらって部員の女の子達にウケていた‥何なの(^^;;

離陸、飛行‥しかし話し掛けて来ず。
何か言え!何か言ってこい!と念じ続ける私。
‥そのうち疲れて眠る私。(我ながらアホ‥)

そして着陸間近。
やーっとこボソボソと何か言ってきた。
たしかゲレンデで撮った写真を渡すとか何とか‥(内容記憶無し^^;)

メールアドレスの書かれた名刺を渡された。
それで私も、ピアノ業売込み用名刺を渡す。
何だか無造作にくしゃっとポケットに突っ込んでいたので
メール来そうに無いな‥と少しがっかり。

そして羽田空港に到着。さよならも言わず別れた。
‥ま、こんなもんか。
いつもの「ま、こんなもんか」が、異様に寂しく、悲しく感じた。

‥だがしかし!‥だがしかし!‥駄菓子菓子?!

その後すぐ、ほとんどしゃべった事がないのに二人で会うはめになり、
(年末で他に誰も集まらなかった!しかも写真ももらえなかった!)
その数カ月後、何故だかおつき合いが始まってしまい、
次の年の同じツアーで、真っ暗な大通り公園でプロポーズされ、
(行く時間が遅すぎてイルミネーション消えていた!)
次の年の夏に入籍、秋に結婚式を挙げたのだった‥

‥あれ、最後はしょりすぎ???(^^;;

あ、そうそう、くしゃっと仕舞い込んだ私の名刺、
しわ伸ばして定期入れに大切に入っていましたとさ。


♪完♪


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