2019.08.30
テーマ： 素敵なストレス解消法(49)
カテゴリ： 趣味開発
”RPGツクール”というものをご存知でしょうか？
文字通り、RPGを作るためのものです。
CDで購入したり、サイトからDLするなどして入手できます。
”RPGツクール”とは言うものの、
最新の物はプログラム（めいたもの）を駆使して
丸々１からゲームを作る事が可能で、
RPGに限らず、恋愛シミュレーションやアクションゲーム
シューティングゲームも作る事ができます。
私もこのRPGツクールのユーザーで、
90年代頃に出たスーパーファミコンの第一作目から
ずっと遊んでいます。
私の作品はこちらであそべます↓
ニコニコRPGアツマール
ちなみに子供のころの夢はゲームクリエイターでした・・・。
長い事趣味でゲーム制作をしてきたわけですが
ちゃんと最後まで作り切った作品は意外と少ないです。
熱意が足りないのか、途中で挫折してしまうんですよね。
大体風呂敷を広げすぎて収拾がつかなくなるからなんですがｗ
で、趣味とは言え、一つのゲームを作り上げるには
それなりに苦労するもので、例えば物語の冒頭、
”序章”的な部分を作るだけでもそこそこやる事はあります。
という事でざっくりですがここでゲームを作る流れについて
お話ししたいと思います。
【ゲームを作る流れ】
１、作るゲームの全体像を考える
２、ゲームプレイからエンディングまでの流れを具体的にする
３、登場人物や地名、必要なアイテムなどを洗い出す
４、マップ作成
５、イベント配置
６、データ入力
７、ゲームバランス調整
８、完成
ざっくりですが、私がゲーム完成までの流れはこんな感じです。
１～３は紙の上で行い、これが最も楽しいフェーズだと思います。
おそらくここに関して数多くの方が様々な夢を詰め込んだ
”黒歴史ノート”を量産したのではないでしょうか？
はい、私も持っていました。
【実際にゲームを作って行く】
さて問題は４～７です。
たくさんの想いを形にするこの工程。
ここが最も大変な部分です。
６、のデータ入力において
RPGツクールでは”データベース”という部分で、
ゲームの血肉となる部分を組み立てていくのですが
・キャラクター
・職業
・武器
・防具
・その他のアイテム
・敵キャラ
・敵グループ
・スキル（敵・味方両方）
・ステータス（毒とかマヒとかの設定）
・マップタイル
・アニメーション（技や魔法などのエフェクト）
と、言った感じで非常に多くのデータを
入力していかなくてはなりません。
最初から用意されているデータを利用して
コンパクトなゲームを作るのもありですが、
オリジナル作品を作ろうと思ったら
やはり自分ですべて調節しなくてはなりません。
仮に主人公が4人の場合、
職業は4人分の設定が必要ですし、
専用装備や専用スキルの設定、
どのタイミングでスキルを取得するのか、
といった設定も必要になってきます。
また、スキルの設定については、
例えば特殊なステータス異状を発生させるような
スキルを考案した際に、そのステータスについても
設定していかなくてはなりません。
また、スキルを使用した時の消費ポイント、
ダメージ、回復量といった各種数値の設定、
選択範囲（味方か敵か、単体か全体か）、
スキルの属性（火とか水とか）などなど、
多数の入力をしなくてはなりません。
非常にめんどうです。
武器や防具も同じように、
攻撃力、防御力、値段、種類、装備効果などなど
多数の入力作業が待ち受けています。
似たようなアイテムならコピペである程度
作業短縮はできるようになるのですが。
そんなわけで、例えば序章を作るにしても
・最初の町で主人公登場
・町の人が困っていて依頼を受ける
・ダンジョンの奥のボスを倒す
・依頼を報告してゲームクリア
と、このシンプルな流れの中でも
作るマップは
・最初の町
┗外観
┗各種お店（武器屋・防具屋・道具屋・宿屋）
┗各種民家（３～４棟）
・ダンジョン
┗ボスフロア
┗ボスフロアまでの道のり（４～５MAP）
以上の十数MAP。
当然ですが一つ一つのMAPが広ければ広いほど労力が増します。
さらに各MAPでのイベント配置もあります。
・世間話をする村人
・ゲームを進行するためのイベント
・場所移動させるためのイベント（コピペで代用できる）
・ショップイベント
・お宝イベント
ざっくりこのくらいでしょうか。
そしてイベント進行に必要なキーアイテムがあれば
その設定も必要です。
続いてダンジョンに潜るからには敵との戦闘も
必要になってくるかと思います。
（どんなゲームにするかによりますが）
ここでもまず、雑魚モブ３～4体、ボスキャラ1体の
データ入力が必要になります。
モブは通常攻撃だけしてくる設定でもいいですが、
ボスキャラともなればそれなりにスキルもあった方が
楽しくなると思われるのでその設定も必要です。
雑魚モブにしても、毒攻撃や属性攻撃などの
スキルを使ってくれた方が攻略し甲斐が出てくるでしょう。
このように、短編ゲームを作るだけでも
そこそこの作業量になってしまいます。
前述したとおり、初期設定のままやりくりする事も
できなくはないのですが、できる事には限りがあります。
やはりここの設定は必要になってくるのではないでしょうか。
という事で、ここまでゲーム作りの面倒くささを
書き連ねてきましたが、それでもやっぱり楽しい事は楽しいんですよね。
好きな音楽を聴きながらダラダラと作業をしてる時間が
何気に幸せだったりします。
オリジナリティを重視せず、あるものでやりくりするだけなら
作業量も少なくわりとサクサクできると思いますので、
趣味の一つとして「ゲーム制作」を加えてみてはいかだでしょうか？
頭も使うし、いろんな情報により知識も増えますし、
メリットは多いと思われますので是非お勧めします！
＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊
文字通り、RPGを作るためのものです。
CDで購入したり、サイトからDLするなどして入手できます。
”RPGツクール”とは言うものの、
最新の物はプログラム（めいたもの）を駆使して
丸々１からゲームを作る事が可能で、
RPGに限らず、恋愛シミュレーションやアクションゲーム
シューティングゲームも作る事ができます。
私もこのRPGツクールのユーザーで、
90年代頃に出たスーパーファミコンの第一作目から
ずっと遊んでいます。
私の作品はこちらであそべます↓
ニコニコRPGアツマール
ちなみに子供のころの夢はゲームクリエイターでした・・・。
長い事趣味でゲーム制作をしてきたわけですが
ちゃんと最後まで作り切った作品は意外と少ないです。
熱意が足りないのか、途中で挫折してしまうんですよね。
大体風呂敷を広げすぎて収拾がつかなくなるからなんですがｗ
で、趣味とは言え、一つのゲームを作り上げるには
それなりに苦労するもので、例えば物語の冒頭、
”序章”的な部分を作るだけでもそこそこやる事はあります。
という事でざっくりですがここでゲームを作る流れについて
お話ししたいと思います。
【ゲームを作る流れ】
１、作るゲームの全体像を考える
２、ゲームプレイからエンディングまでの流れを具体的にする
３、登場人物や地名、必要なアイテムなどを洗い出す
４、マップ作成
５、イベント配置
６、データ入力
７、ゲームバランス調整
８、完成
ざっくりですが、私がゲーム完成までの流れはこんな感じです。
１～３は紙の上で行い、これが最も楽しいフェーズだと思います。
おそらくここに関して数多くの方が様々な夢を詰め込んだ
”黒歴史ノート”を量産したのではないでしょうか？
はい、私も持っていました。
【実際にゲームを作って行く】
さて問題は４～７です。
たくさんの想いを形にするこの工程。
ここが最も大変な部分です。
６、のデータ入力において
RPGツクールでは”データベース”という部分で、
ゲームの血肉となる部分を組み立てていくのですが
・キャラクター
・職業
・武器
・防具
・その他のアイテム
・敵キャラ
・敵グループ
・スキル（敵・味方両方）
・ステータス（毒とかマヒとかの設定）
・マップタイル
・アニメーション（技や魔法などのエフェクト）
と、言った感じで非常に多くのデータを
入力していかなくてはなりません。
最初から用意されているデータを利用して
コンパクトなゲームを作るのもありですが、
オリジナル作品を作ろうと思ったら
やはり自分ですべて調節しなくてはなりません。
仮に主人公が4人の場合、
職業は4人分の設定が必要ですし、
専用装備や専用スキルの設定、
どのタイミングでスキルを取得するのか、
といった設定も必要になってきます。
また、スキルの設定については、
例えば特殊なステータス異状を発生させるような
スキルを考案した際に、そのステータスについても
設定していかなくてはなりません。
また、スキルを使用した時の消費ポイント、
ダメージ、回復量といった各種数値の設定、
選択範囲（味方か敵か、単体か全体か）、
スキルの属性（火とか水とか）などなど、
多数の入力をしなくてはなりません。
非常にめんどうです。
武器や防具も同じように、
攻撃力、防御力、値段、種類、装備効果などなど
多数の入力作業が待ち受けています。
似たようなアイテムならコピペである程度
作業短縮はできるようになるのですが。
そんなわけで、例えば序章を作るにしても
・最初の町で主人公登場
・町の人が困っていて依頼を受ける
・ダンジョンの奥のボスを倒す
・依頼を報告してゲームクリア
と、このシンプルな流れの中でも
作るマップは
・最初の町
┗外観
┗各種お店（武器屋・防具屋・道具屋・宿屋）
┗各種民家（３～４棟）
・ダンジョン
┗ボスフロア
┗ボスフロアまでの道のり（４～５MAP）
以上の十数MAP。
当然ですが一つ一つのMAPが広ければ広いほど労力が増します。
さらに各MAPでのイベント配置もあります。
・世間話をする村人
・ゲームを進行するためのイベント
・場所移動させるためのイベント（コピペで代用できる）
・ショップイベント
・お宝イベント
ざっくりこのくらいでしょうか。
そしてイベント進行に必要なキーアイテムがあれば
その設定も必要です。
続いてダンジョンに潜るからには敵との戦闘も
必要になってくるかと思います。
（どんなゲームにするかによりますが）
ここでもまず、雑魚モブ３～4体、ボスキャラ1体の
データ入力が必要になります。
モブは通常攻撃だけしてくる設定でもいいですが、
ボスキャラともなればそれなりにスキルもあった方が
楽しくなると思われるのでその設定も必要です。
雑魚モブにしても、毒攻撃や属性攻撃などの
スキルを使ってくれた方が攻略し甲斐が出てくるでしょう。
このように、短編ゲームを作るだけでも
そこそこの作業量になってしまいます。
前述したとおり、初期設定のままやりくりする事も
できなくはないのですが、できる事には限りがあります。
やはりここの設定は必要になってくるのではないでしょうか。
という事で、ここまでゲーム作りの面倒くささを
書き連ねてきましたが、それでもやっぱり楽しい事は楽しいんですよね。
好きな音楽を聴きながらダラダラと作業をしてる時間が
何気に幸せだったりします。
オリジナリティを重視せず、あるものでやりくりするだけなら
作業量も少なくわりとサクサクできると思いますので、
趣味の一つとして「ゲーム制作」を加えてみてはいかだでしょうか？
頭も使うし、いろんな情報により知識も増えますし、
メリットは多いと思われますので是非お勧めします！
＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊－＊
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
カレンダー
・2024.12
・2024.11
・2024.10
・2024.11
・2024.10
・2024.09
・2024.08
・2024.08
© Rakuten Group, Inc.
