NO14 ゆうの 25年間の記録

だいすき3


小学校を、卒業後・・・ 

親子して 嬉しい気持ちで いっぱいに成った胸を、膨らませながら 養護学校の入学式に 出席しました。

訪問教育のクラスは、6人で 担任の先生は3人いらっしゃいました。

ここでも、一番に目を引いたのは、ゆうでした。

それはそうですね・・・訪問教育始まって以来の事ですので☆⌒(*^∇゚)vえへっ♪

歩けて、話せて・・・そりゃ びっくりですよね~~~(∩.∩)

養護学校の校長先生はじめ、教頭先生とも 直ぐになじめて、一緒に職員室で、お昼をご馳走になったとです! ゆうです!(ちと、あつかましかったかも)

とにかく、アットホームな雰囲気が、少し緊張気味の ゆうを優しく、暖かく包んで、楽しい入学式でした。

ゆうの授業は、週3回 男性のK先生と、女性のY先生に、決まりました。

その頃は、パソコンより ワープロの時代で K先生には、週2回 ワープロを教えて頂きました。

Y先生には、週1回 国語や 数学を教えて 頂きました。

K先生は、自宅からご自分のノートパソコンや、ワープロを持ってきて ゆうが、いつでも出来るように、と 貸して頂き ゆうに・・・
「どんなに 触っても 壊れないからね、安心して 触って良いよ」って・・・

それはそれは、物静かな先生で、懐のあたたかい(ジャナイ ナイ!)懐の深~い先生でした。

ゆうは、物珍しさもあってか、パソコンと ワープロに興味を示し 毎日、毎日
手にハンカチを 被せて 熱心に、ブラインドタッチの練習をしていました。

初めは、ひらがなから入力から・・・そして、ローマ字入力まで、時間と共にどんどん出来るようになって来ました。

左手が、軽い麻痺のため ちと難しかったけどね~本当に、頑張ってましたがな(∩.∩)

私は、まだ 養護学校に入学する前に、ゆうには ワープロなどを習わせたいな~~~と、思っていたので、それが現実と成って まるで夢の様でした。


そして、その年のコスモスの花が咲く頃、ワープロ4級の検定試験を 受けることに成りました~~~((ウ^_^ソ)(ウ^_^ソ)みたい!

自宅で、試験場に入る所から、練習して・・・

「ガラガラ・・・よろしく お願いいたします。」

「はいどうぞ じゃそちらの席にお座りください」

「はい」と 言って、持って行く ワープロをテーブルに出したり引っ込めたり
ってな具合で・・・・漫才みたいでしたよ。(^o^)ハハハ

練習の甲斐あって、試験の当日は、とても 緊張していましたが 無事に試験を終えました。

それから・・・数日後・・・・試験の結果が 送られてきました。

そ~~~っと、開けて見たら ジャジャジャジャ~~~ン! 合格 の文字が・・・

\(^o^)/バンザーイ \(^O^)/ヤッターっと、二人で抱き合い・・・直ぐに、先生に連絡しました。

この中学1年生の頃は、不思議と 体調も落ち着いていました。

きっと、神様からのプレゼント! 
ほんの少しの休憩タイムを、頂いたのだと思っております。感謝!


                     明日へつづく


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