NO7 ゆうの 25年年間の記録

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「しいのみ学園」の、母子通園が始まりました。

入園一日目、普段人見知りをする ゆうが、 園長先生には自分の方から (ノ;;)ノ ダダッコォッって・・・

先生から、オーラが出ている様で、とても不思議でした。

暖かく優しい園長先生始め、他の先生方もとても優しく指導していただき 10人の子供たちと、ママ達は直ぐに学園が、楽しくて大好きになりました。

手遊びや、 先生方が 考えられたおもちゃで、たくさん遊び 遊びの中からいろんな事を吸収していきました。

「堅い、しいの実の 殻も、暖かい日差しと水を与えてやれば、きっと芽を出す。」

この、園長先生の教えを しっかりと胸に 深い愛情と 正しい指導に導かれ くじけそうになる私たち親も何とか 子供の障害と向き合って 楽しく暮らす術を 学びました。

覚えた歌や 手遊びを 家に帰っても 何度も繰り返し、時には お兄ちゃんも加わり いつも一緒に、遊びました。

この頃の ゆうは、2歳過ぎても言葉が出なかったので、思いが伝わらないと、パッと振り向き 小さく可愛い手で「パシッ!」と、ビンタを 飛ばしていました。

小さな手でも、手がしなるから 痛いのなんのって・・・まともに もらったらΣ(☆∀☆;) こんな感じ!目から火でした。

先生も、何度も 被害に遭われていました 申し訳なくて。m(。_。;))m ペコペコ…状態・・・・でした。(^┰^;)ゞ


入園して、3ヶ月目・・・ゆうの 具合が悪くなり、また 嘔吐の繰り返しで、入院・・・

今度は、腹部のシャントのずれで 取替えの手術を 受けました。

この時は、 親の顔を覚えていたので、毎日NICU面会に行っても、ガラス越しに、顔を見せると ベットにつかまり立ちして、「ギャーギャー」泣くので・・・(泣くと 脳圧が上がり具合が悪くなる)仕方なく・・・カーテンの陰からそーっと見ていました。

術後、お腹の傷の 治りが悪く 予定よりも 長く掛かり 2ヵ月後に、退院になりました。

この間 2ヶ月も カーテン越しの 面会だったので・・・手を差し伸べても ピンクの征服を着てある看護師さんから離れず・・・泣かれちゃいました~~~(+。+)あちゃ-忘れられてるがな~(|||_|||)(あ~~ピンクの 服を着てくるんだった・・・後の祭りか~~)

看護師さんから、どうにかして 引き離して・・・泣く ゆうを なだめながら 車に乗ったら、あ~~~ら不思議! 泣きやみました~~(^。^;)ホッ!

(親の顔忘れて 車だけ 覚えてるがな~~マッ いいか!泣くより 良いからね~)

自宅に着いたら、 少しずつ 少しずつ 慣れて来ました・・・6時間は、掛かりましたけどね。

それから、入院中 寂しかったのか 指しゃぶりを 覚えてきました・・・(これも、しかたないよね~でも、指2本も吸ってる! 高指と、薬指 そして・・・人差し指は、両方の鼻の穴に入れたり出したり・・・(●^o^●) 器用なんかな~~?)

そんな ゆうが 「しいのみ学園」に、復帰したのは それから10日後でした。


                     明日につづく


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