solitaire of Alice

solitaire of Alice

親愛



子供だから

解るよ

大人よりも 親よりも

もっと敏感だから

小さいから 解らないんじゃなくて

小さいから わかるんだ

どれだけ些細な言葉でも

どれほどの憎しみが込められているか。


一人を 孤独を

小さな身体と 心に詰め込んで

冷めたご飯を 一人で食べるんだ。

どうすれば 傍にいてくれる?

どうすれば 嫌わずにいてくれる?

お母さん… お父さん…

そんな事ばかり 考えながら。

喉を通る塊に 苦しくて涙を流しながら。


嫉妬とか 憎悪とか

他人と関わるとそんな感情ばかりに気付いて

自分がどれだけ汚いのかを 改めて 思い知らされて

意地を張るしかなくて

本当は愛されたくて

本当は嫌われたくなくて

愛したくて

愛されたくて


夜の部屋

そこだけ

僕が僕だけに なれる

涙流すときだけ

一人だから 寂しいんじゃなくて

意地を張るのに 疲れたんだ

どれだけ人を傷つけても

止む事の無い涙をどうしても止めたくて。


自分と 自分を

優しい人が 受け入れてくれること

いつになっても 夢を見ている

どうしたら 愛してくれる?

どうしたら 笑っていてくれる?

友達も 他人なのに

くだらない想いが 胸を過ぎる。

所詮夢だと心では 理解していたつもりになって。


夜の部屋

私が泣いてる時だけ

本当の私。

弱音を吐きたくて はけなくて

心の中にためては

またどんどん弱くなってゆく 自分の心を感じながら

自分すら信じられない

そんな自分が嫌で嫌で

止め処無い涙に 流されそうになって。


心から 愛されたい。

誰よりも 愛されたい。

こんな私は傲慢で

何よりも我儘と知っているけれど

弱音を吐き出せる人が良い

繕わずに話せる人が良い

仮面を外して涙を見せたい

そうすればきっと 楽になるのに。


けれど その姿は誰よりも滑稽で

愛されることなど無い私の姿。

それでも愛を求める私は無様で。


一人とか 二人とか

他人と関わるといつも自分が一人だと気付く

周りに流されるだけは嫌だから はぐれもの 一人ぼっち

意地を張るしかなくて

強がりを云うしかなくて

心でしか叫びは聴こえなくて

愛したくて

愛されたくて


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