目指せ！峰不二子

バストアップ宣言

美容グッズ取り扱いの店舗には、豊胸効果を謳う製品があれもこれも。
そのほか輸入代行の店舗では米国製品も買えますし、
海外サイトで買い物できる方なら、さらに選択肢は増えますね。

製品の仕様もさまざまです。
バストにかぶせて吸引を持続させて大きくする器具。
サプリでは粒を飲むもの、噛まずに口の中でゆっくり溶かしなさいというもの、
粉を溶かして飲むもの、液状のエキスを飲むもの。
またバストに塗ってマッサージをするジェルやクリーム。

製品広告のコピーもなかなか刺激的です。
なんだか、中にはコンプレックスをつついて製品を買わせようとしてない？
なんて思えなくもない文章もあったりします。
私に一応の余裕があるからこそ感じることなのでしょうけど、
なんだよムネないとそんなに女性としてマズイのかよ！とか一抹の反感も。
でも確かに、ボーンな女性を見ると、イイな～って一瞬うらやましいですけど。
つくづく、矛盾してますよね。

なんでこんなにバストアップブームなんだろう、と考えました。
昔から豊満な胸のタレントさんはおられて、
たとえばアグネス・ラム、かたせ梨乃、高瀬春奈・・・（古くてすいません）
もう少し最近だとアイドルの河合奈保子や柏原芳恵・・・（やっぱり古い）
すこし前でも細川ふみえ、かとうれいこ、とか。
それが今の優香や山田まりや、ＭＥＧＵＭＩに通じていますね。

でも今ほど、巨乳があからさまにもてはやされる時代は初めてだと思います。
ムネ大きいことが主な特徴の、グラビアアイドルという女性たちの存在。
極論すれば、顔がカワイイとかキレイとかいう価値と同じくらい、
バストが豊かなのが素晴らしい、と見なす尺度が広まってきた、と。
男性は大きなムネが好きという定説（伝説？）が昔からありましたが、
昨今、実際にバストアップに励む方が多いということは、
理由はどうあれ女性自身も、同じように「大きなムネが好き」
「大きなムネになりたい」と積極的に意識されるようになったわけですね。
もちろん私もその一人です。

ただ私の場合もうグラビアアイドルを目指すトシではないので、
そのために豊胸プランに励んでいるのではありません。
（ただし友人に「ダレ級を目指してるの？」と尋ねられたら、
分かりやすい例として優香やＭＥＧＵＭＩの名前を挙げています。
またＷＷＥが分かる相手なら「セイブルやトリーかな～」と言いますね）
サプリの成分が、豊胸も更年期対策も一部共通なので、
ちょっと早いですけどプレ更年期対策も兼ねているのが実情です。

現在まだ発展途上の身であまり大きなことは言えませんが、
ダイエットで胸も減った時、また年々ハリをなくしていっていた時と比べ、
バストが豊かになることで非常に若返った感じが強いです。
気分もそうだし、鏡に映った姿がすごく若くなりました。
これは自分で期待していた以上の効果でした。
ブラをはずすとけっこう肉が周囲に流れてしまってイカンのですが、
それでも前に気にしていた頃より明らかにトップ位置が高くなり、
充実した丸みが出てきています。
ようやく、いえ生まれて初めて自分の胸が好きになり始めました。

あなたは、どうしてバストアップしたいと思いましたか？
「他の人からばかにされるから」
「カレが大きい方がいいって言ったから」
「別れた恋人を見返したいから」
そんな理由の方もおられるでしょうか。
でも、できるなら、他の誰かに由来する事柄でなく、
自分のためにバストアップに励んでほしいと思います。
これはあくまでも私の勝手な願いでしかないことですが・・・

人のためにする努力と、自分のためにする努力では、
私なら、自分のためにする努力のほうが厳しくなれます。
人のためにするのだと、相手が「そのくらいでいいじゃん」と言ったら、
そこで勝手に終わりにされちゃうような感じになりませんか？
究極のところでは、人生いつも自分との戦いだと思っているので、
大事な場面では他者に甘やかされたくないです。
だから私は、
「自分に自信を持つため」
「キレイになりたい」
「もっと自分を好きになりたい」
つまり自分のために、バストアップを続けます。

(2004.2.22更新)

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