ポンコツ兼業主婦の思いつくまま

●2003.8 9カ月 京都

●2003.8.8-9 生後9カ月 京都・五条坂陶器まつり

●所要時間:車で1時間 ●宿泊:民宿

初めての乳児を連れた旅行です。しかし酷暑の京都…乳児のことを考えておるのか…。

うちから京都までは車で1時間弱なので、当初はワタシ1人で朝早く行ってぴゅっと帰って
来ようかと思っていたのですが、同じく陶器好きのA氏が「僕も見たいではないか」と。
思えば我が家の「日帰り圏内を1泊」構想は、このときに生まれた気がする。

当時は離乳もほとんどすすんでおらず(え?)、用意はミルクのみ。行った先の食事で
分けられそうなものを与えるため、すりつぶし用のスプーンの付いた食器を持参。
ピジョン 調理セットお出かけ用ママッシュ
「長く駐車場に止めていたらチャイルドシートが熱くなるか?」と考慮し、こんなものも
保冷・保温やわらかシート トイザらス限定バリューパック
購入してみましたが、出番はなかった(すぐクーラー効くからなぁ)。
汚した時用に着替えは多めに。お湯もすぐ適温のものが手に入るか分からないので
熱湯を入れた魔法瓶とペットボトルに水を常備(その方が冷めるまで長く持たせられるので)。
こういう時、母乳の方がいいよねーとしみじみ…。

宿泊は陶器まつりの会場に近い民宿 六波羅屋 。いわゆる京町屋の民宿で、中は
かなり古く内装にもお金をかけているようには見えなかったけど、「いかにも」な
雰囲気はあって良かったです。京都にはこういった普通の家の民宿が実はいっぱい
あるんですね~。関西在住ゆえ知らなかったので新鮮でした。料金はたしか1人6,000円ほど。
子どもの料金はかかりませんでした。

この日は昼過ぎに自宅を出発、夕方に宿到着。近くの駐車場に車を止めて散策していると
すぐ近くの六道珍皇寺付近で縁日の立つ様子。夜に覗いてみることにして、清水寺までお散歩。
(ちなみに六道珍皇寺には地獄につながる井戸があるそうです。昔、小野篁という平安貴族が
この井戸を通って閻魔様のお裁きを手伝っていたそうな。副業なのか? そして京都のヒトは
「お盆にご先祖様は六道さんから帰ってくる」とされているので、毎年お迎えに行くそうです。
確かにお寺の周りにすごい行列が出来ていました)
夕食は清水寺付近のカジュアルな懐石を出すお店で湯葉懐石と生麩懐石。コゾウがいつ飽きて
ぐずり出すかヒヤヒヤものでしたが、奥の半個室に通してもらい、暮れてゆく外の景色を
見せながらひたすら新手のおもちゃを繰り出しては、気を逸らす。ちょうどお座りがしっかり
し始めた頃で、おとなしく座布団に座ってそれなりに楽しそうにしておりました。
湯豆腐・湯葉などを分け与える。清水寺付近の産寧坂あたりは意外なほど夕食が食べられるお店が
少なく、けっこう店探しに苦労しました。

帰りに夕方みかけた六道さんの縁日を覗く。普通の夏祭り屋台と思いきや、
異常に仏具の充実した縁日でした…。コゾウは夜道のベビーカーが怖かったらしく、泣いて
おんぶを要求。おんぶしてやると楽しそうに縁日を満喫しているようす。

夜は場所が変わって夜泣きなどするかと緊張したものの、家族3人爆睡…。
朝早くにワタシ1人で清水さんまでお散歩。6時の開門を待って清水の舞台へ。気持ちいい~!

さて、今回の旅行のメイン・陶器まつりですが、分かってはいたがとにかく暑い!!
二人で交代でおんぶしていたのですが、背負う方も背負われる方も汗だく。とにかくこまめに
帽子もしっかりかぶせ、水分補給もして、だいたい2時間ぐらいかな?ちょうど持ち金も尽き、
買い物も終了~。昼前には「お疲れさまでした」と帰途についたのでした。。。

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