雅の里　～みやびのさと～

パン修行の道

■　はじめに　■

思いおこせば３０余年前、両親が実家を建て直し、台所に備え付けのコンベックが入ったのを期に母がパンを作るようになりました。娘たちは食べるだけでなく母と一緒に見様見真似でコネコネしたのが、パン作りの原体験です。

その後長いことブランクがありましたが、１０年前に結婚し、本を見ながら、思い出しながらの自己流パン作りをしていました。

しかし、数年前に腰を患い、長時間の手捏ねが困難になり、すっかり手作りパンから遠ざかってしまいました。途中、「レンジで簡単」パン作りに手を染めましたが、風味が今ひとつ馴染めず、たま～に作る程度になっておりました。

２００７年の春、ネッ友のみなさんから「フードプロセッサー（＝FP）でパンを作る」という情報を教えていただき、離乳食作りにもFPを使うべく、デパートのポイントもたまっていたし、思い切ってクイジナートを購入。

数年ぶりのパン作り、というよりも、初めてのFPでのパン作りに四苦八苦しつつ、いつかはおいしいパンをさささっと作るのを目標に、日々精進している様子を、自分の覚書としてここにまとめていきます。

修行の方向性としては、現在パン作りに一度にまとまった時間をとれないため、長時間発酵を用いる手法を前提に行っています。
この手法は本来ハード系のパンを作る際に用いる手法なのですが、くにまんがさんのサイト情報では普通のロールパンや惣菜パンでもこの手法を用いていることから、私もハード系以外の生地でどんどんチャレンジしていきます。