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飛べて いるのかな羽ばたいて いるのかな自分のちからで 落下しているだけではないよね どうかここを脱出するまでちから尽きませんように 堂々と 自分の力で飛んでいるのと確信もって言えるまで。
2008.02.20
雨上がりうつくしきもの 水たまりの きらきら窪みにたまった 水滴受けるがごとく 葉 できることならば この涙もこの うつくしきに紛れてしまって どうか 気化して
2008.02.07
幼きこころはいつ どこにと思い出せないくらい昔にどこかに 忘れてきたのに 恋するそれは成長の証など見せず幼きまま今でも ふるえている
2008.02.03
それに理由なんてないんだ あいたいのにあわなかったり あわなくても いいのにあってしまったり あいたくてあうのって それってどんなタイミング
2008.01.18
ひらり ひらり 吹き降ろしの北の風に乗ってどこへゆく ひらり 意思を持たぬように 見えていいやおのれの 思うところまで ひらり ひらりとどこまでもゆく
2008.01.13
呪文の 言葉は あまりにも ありふれてて 簡単でこんなにも そばにあったので見つけることができなかった それはまるで童話の お話しのようで ようやく絵本の世界から 抜け出せたそんな今なの
2008.01.12
想いは“封印” ではなく こころの どこかに「印す」 そう“消印” によって生まれ変わる 想い出 と して
2008.01.11
もう充分に 伝わって いるからとりたてていいかなって 書きかけた 言葉たちをもとに戻した
2008.01.10
ひとひら ひとひらはらはらといのち みじかき降りはじめの 粉雪のように おもいではミクロの 単位で 少しずつ だけど 確実に ぼやけてく
2008.01.07
花 ひらけ 冬のひんやり だけど わずかな 陽だまりも時折のぽかぽか 小春日和も のがさず花 ひらけ 春なんて 待つことなく花 ひらけ
2008.01.06
はじまる 初日の出の その 数秒前今は まさしくその時間 はじまれ 数秒後の私 ようやく 意識することなく こぼれた雫を蒸発させて
2008.01.05
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