ほよよんルーム

ほよよんルーム

ラストエンペラー夫人 婉容


著者名:池内昭一
    孫憲治
出版社:毎日新聞社

感想:十年ほど前、映画「ラストエンペラー」で一時期ブームになった清朝最後の皇帝溥儀の第一夫人「婉容」の生い立ちから結婚生活、敗戦後阿片中毒で廃人となり糞便にまみれて一人でこの世を去った41歳までの生涯が記されていた。
映画「ラストエンペラー」公開当時、わたしは皇帝溥儀役のジョン・ローンにウットリして、溥儀に対しても映画の影響で良いイメージがあったのだが 実際は真性のホモでDV男だったらしい(3歳で即位して親元から離れ、自分の回りは宦官と先帝(彼のオジにあたる)の側妻たちだけ…あ~ゆ~環境で育ったらそうなるのもあたりまえかも知れないが)。
溥儀は婉容と第二夫人がいたらしいが 寝所にはほとんど近づくことはなく結婚初夜でさえ 何もせずサッサと自分の部屋に帰って行ってしまったらしい。
結婚は地位と富だけでは幸せになれないのよね~愛もなくちゃと思ったのでした。

点数:




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