ほよよんルーム

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ビデオで女性学

ビデオで女性学
 書籍名:ビデオで女性学 -映画のなかの女性を読む
著者名:井上輝子・木村栄・西山千恵子・福島瑞穂・細谷実
出版社:有斐閣ブックス


 感想

昔から、私は駅前やら役所、学校…人の集まる所に置かれている芸術と称されている女の裸の銅像にはウンザリさせられていた。
(たいてい岡本太郎モドキの訳わからんオブジェか、「希望」とかいう毒にも薬にもならない題名のついた女の裸である。男の裸でも作ってほしいものだ。)
「女の裸をテーマにすりゃ芸術になるとでも思ってるんかいな?そりゃ違うだろう。」
ある著名な芸術家は「わたしは男根で作品をつくっている」といったそうな。
作品を注文するのも男性、作成するのも男性では男性主観の作品があふれてもしょうがないのか?
そろそろ、女性主観の芸術をもっと沢山 街にあふれさせても良いのではないだろうか…

臀部
こういうお尻の銅像をつくってくれ~(セクハラ?笑)
と、この本にでてくる「カミーユ・クローデル」の所を読んで思った。
ビデオ化されている映画(ヒットしたことがあり、割と知られている映画)の中の女性登場人物の行き方を通して、女性学(ジェンダー)を学べる本である。
内容は映画がそこそこ好きで、女性だったらかなり興味深く あっと言う間に読んでしまうだろう。 


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