みりん脚本第5弾(現場検証)

      ___オフ会盗難事件の謎 その2____
                         (現場検証)


 アーク刑事:「さて、みなさんの記憶の限りを使って回想していただいたと思いますが、確実な事実から
        発言して参りましょう。」

   かうい:「私、記憶すっ飛んじゃって思い出せないなぁ。。w」

 アーク刑事:「かういさんの行動は、他の人たちの目撃証言に合致すれば、証明されますから心配には及びませんよ。」

   りりこ:「でも。。この中に犯人がいるなんて。。。そう思うと怖いわ。」

 アーク刑事:「いえ、そうとも限りません。入り口も裏口も鍵はかかっていませんし、話しに夢中になっていたり
        ましてやこんちさんの歌や筋肉パフォーマンスの方に気を取られているすきに他人が侵入することなど
        わけないことかもしれません。」

  みゅみゅ:「でもそうだとすると、犯人もかなり度胸と勇気がいりますね?」

 アーク刑事:「一応、みなさんもこのことは頭に入れておいて下さい。私もこの中の人を疑いたくないのですから。」

 みりん刑事:「ではまず、こんちさんの腹筋とウェイトリフティングの披露が始まったときに、りりこさんが途中から
        近くまで見に来ましたよね。」

   りりこ:「はい。そのときまで例のバッグを枕がわりにして寝ていたら、こんちさんの肉体公開でみんなが
        盛り上がっている様子を見て、すぐにあたしも飛び込んで行きました。」

 アーク刑事:「そのときそこにいた人全員を憶えてますか?」

   りりこ:「えっと。。まず、こんちさんでしょ。そしてみるきゃらと、みゅみゅ。。みゆきもいたはず。。
        みりんさんもいましたよね?あとの人は別な席で話してたか。。トイレか。。」

   みゆき:「あたしもそばにいた人の記憶はりりこさんと同じです。でもみんな交代のようにトイレに行っていて
        出入りは確かに激しかったので、そばにいた人もいつまでもそこにいたかはわかりません。」

 みるきゃら:「こんちさんは犯人から除外してもいいんじゃない?あはん♪パフォーマンスしてる本人なんだから。うふ♪」

 アーク刑事:「そう言いたいところですが、犯行時刻がそのときであったとも限りませんので。。。」

 みりん刑事:「こんちさん、気を悪くしないで聞いて下さい。あなたは僕とトイレで会いました。つまりパフォーマンス後
        その場から抜けて来ているわけです。そのときになんらかの方法でバッグを移動したのかもしれません。」

   こんち:「みり、全然怒りなどせんよ。みんなが可能性があるんだから。」

   るりお:「そうそう。席を移動したくらいじゃバッグが隠せない。隠すためにはトイレに行くのを利用して
        その場を離れることが第1条件だよ。」

   かうい:「でもトイレに行かなかった人なんている?やっぱみんな行ってるわよねぇ?」

 みるきゃら:「あのー。。自己弁護じゃないんですけど。。あは♪あたし、りりこさんが起きて来たとき以降はトイレに
        行ってないんですぅ。はぅん♪だからこの場にずっといましたんで。。疑いは晴れるかと。。」

 アーク刑事:「まぁそれはそうなんですけど。。申し訳ありませんが、例えば共犯者がいたとして、あなたと
        グルだったとした場合、やっぱり疑いは晴れません。」

 みるきゃら:「アークさんのいじわるぅ。。。やんやんっ♪」

   るりお:「でも消去法ならできるかも。おいらの知る限りでは、けっこうトイレには連れで行ってると思うんだ。
        お互いを証明できるんじゃないかな?」

   かうい:「そうね、あたしはるりとトイレに行ったよ。るりは行きも帰りも手ぶらだったよ。」

   るりお:「その点で言うと、かういも手ぶらだったよ。」

  みゅみゅ:「あたしもみゆきさんとトイレ一緒でした。みゆきさんは手ぶらだったことを証言します。」

   みゆき:「あたしもみゅみゅさんが行きも帰りも手ぶらだったことを証明します。」

 みりん刑事:「僕もトイレでアークさんと会いました。そのあとさっきも言いましたようにすぐにこんちさんも
        やって来ました。二人とも手ぶらです。」

   こんち:「うん。そうそう。みりも手ぶらだったよ。」

 アーク刑事:「みなさん白と言いたいところなんですが、お互い共犯者ではないという証明もできなければ。。」

 みりん刑事:「アーク刑事。この事件は複数がからんでいることは考えなくてもいいんではないでしょうか?」

 アーク刑事:「ほぉ。。というと?」

 みりん刑事:「共犯者がいた場合、この事件は計画的ということになります。今までみんなと付き合ってきた中で
        誰かを恨んだり、落とし入れたいと思っている人が複数いるなんて、到底僕には思えないんです。」

 アーク刑事:「つまり、みりん刑事はこの事件は衝動的な犯行であったと思うのですか?」

 みりん刑事:「そうとしか考えられなくて。。あの。。ちょっと数分時間を下さい。
        電話かけたいところがあるんで。。逃げたら僕が犯人だと思って構いませんので。」

     N:私はその場から離れ、ある確認したい場所へ数箇所ケータイから電話した。
       そう。。私には犯人の見当がついていた。ただ、それがうそであって欲しかった。。
       しかし。。この確認の電話で はっきりと確信ある証拠をつかんでしまったのである。。。

 アーク刑事:「みりん刑事、おかえり。私には今回の事件はどうも外部の人間のような気がします。
        この中でこんなことをするような人がいるとも考えにくいですし。。考えたくないのが
        私の本当の心情です。」

 みりん刑事:「いえ。。アーク刑事、辛いですが、犯人はこの中にいます。僕にはわかってしまいました。
        これもアーク刑事のそばにつかせていただいて、推理の勉強をさせてもらった賜物ですが。。」

   りりこ:「Σ(’◇’*エェッ!? 誰なんですか?あたしのバッグを盗んだ人は!!すぐにでも教えてほしいわ!」

   みゆき:「みりん!絶対あたしじゃないからね!あたしの名前ゆったらあとでひどいからねっ!」

   るりお:「うわ、りんりんこわーww」

 みりん刑事:「るりさん、僕からあなたに最後の質問をします。。」

   るりお:「ヘ( ̄ω ̄|||)ヘぎくッ! ええ?おいらに??まさかおいらが犯人だと。。」

 みりん刑事:「あなたはかういさんとトイレに行きました。でもかういさんは女子トイレです。
        あなたは男子トイレ。。」

   るりお:「だから何だってんだよ!男子トイレだってさっき調べただろ?何にもなかったじゃないか!」

 みりん刑事:「まぁまぁ怒らずに聞いて下さい。あなたが男子トイレの中に入ったところを証明してくれる人
        は誰かいますか?」

   るりお:「そんなのいねぇよ。みりん、ちょっと頼むよ。おいらじゃないってば!」

 みりん刑事:「誰もるりおーさんが犯人とは言ってません。最後の確信が欲しかっただけです。
        これで完全に決まりました。」

   りりこ:「どういうこと?あたしのバッグは中身も間違えなく返って来るんでしょうね?」

みゅみゅ:「怖いわ。。なんかドキドキする。。早く事実を言ってよ。お願いだから。」

 みるきゃら:「はやくはやくぅ~ん♪くぅん♪くぅん♪」

 みりん刑事:「アーク刑事を差し置いて恐縮なんですが。。」

 アーク刑事:「かまわないですよ。みりん刑事の推理を聞こうじゃありませんか。」

 みりん刑事:「では率直にみなさんに犯人をお教えします。これから僕は携帯からある番号へ電話します。
        これは先ほど、証拠確認のためにあるところに連絡して登録させてもらったばかりの番号です。」

   るりお:「ゴクッ。。そ、それで?」

 みりん刑事:「僕はみなさんの携帯番号は誰も登録していないのでわかりませんが、きっとこの中にいる人の
        誰かに繋がることでしょう。着信音の鳴った人が犯人です。ではかけますね。」

     N:数秒の沈黙のあと、けたたましくある人物の着信音が鳴った。。。
       一同の目は一点に集中された。。。

                           その2・現場検証(完)




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