.。o○水青の部屋.。o○

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サザン(^^♪


cd-aミュージック♪cd-a








☆彡サザンオールスターズ☆彡

札幌ドームでのコンサート(^^♪

頑張ってチケットを手に入れたので、友人と楽しんで来る予定( ゚ー゚)( 。_。)ウン♪

10年前に苦労して手に入れたチケットも桑田さんが病に倒れたためコンサートが中止になり(ノ_・。)

今度、北海道に、来る時は絶対!!行こうねと、約束していたので今回は夢が叶いそう(#^.^#)

6月6日をとても楽しみにしている('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*) ウンウン

発売したばかりのCD「葡萄」を購入し毎日聴いているcd-acd-acd-a

サザンのCD“葡萄”を購入してから暇さえあれば聞いている(‘-‘*)(,_,*)(‘-‘*)(,_,*) ♪

全曲、とてもイイ (*^0゚)v 付録の「葡萄白書」を読みながら聴いていると、

なるほどネ(‘-‘*)(,_,*)と納得なんかしちゃったりして・・

ホント!!(^^♪素敵なアルバムなのだ(*^^)v




1.アロエ

勝負、勝負、勝負出ろ!!
勝負に行こう!!
カラダ勝負、勝負、勝負出ろ!!
止まない雨はないさ

だから勝負、勝負、勝負出ろ!!
陽気に行こう!!



あ、ちょいと勝負、勝負、勝負出ろ!!
空けない夜はないさ
乗り越えなさい 幸あれ

悲しい事は言葉に換え
星を見上げて そっと歌うといいよ

キミが生まれて 出逢えた事
その事だけで みんな幸せなんだ

もし夢が叶うなら
この愛をうけ止めて

だから勝負、勝負、勝負出ろ!!
勝負に行こう!!
カラダ勝負、勝負、勝負出ろ!!
止まない雨はないさ
当たり前じゃない アロエ

この世の中で生きる限り
ひとりひとり みんな違っていいよ

人間(ひと)は誰もが弱く暗く寂しい
だから女神がそっと微笑んでいるんだ

冬は枯れてた花が
春にまた蘇る

勝負、勝負、勝負出ろ!!
勝負に行こう!!
カラダ勝負、勝負、勝負出ろ!!
止まない雨はないさ

カラダ勝負、勝負、勝負出ろ!!
陽気に行こう!!
あ、ちょいと勝負、勝負、勝負出ろ!!
明けない夜はないさ

ドキドキ ワナワナ
助けて 助けて
杏仁豆腐とジャージャー麺が
食いてぇ 食べたい

だからチョ、チョ、チョッピリ
ワイルドで行こう!!
いいからチョ、チョ、チョッピリ
やりたいことはガンバ!!
乗り越えなさい 幸あれ

だから勝負、勝負、勝負出ろ!!
勝負に行こう!!
カラダ勝負、勝負、勝負出る!!
跳べない壁はないさ
だから勝負、勝負、勝負出ろ!!
陽気に行こう!!
あ、ちょいと勝負、勝負、勝負出ろ!!
空振りだってあるさ



セルフライナーノーツで桑田佳祐さんがアルバムにはノリというか思いつきで

出来たような、アナーキーで、底抜けにお気軽な曲が入っていた方がいい。

そんな持論があると語っている。

オープニングを飾った曲が度肝を抜く新感覚のサウンドを放った「アロエ」

まるで2015年のサザンの活動におけるポジティヴな所信表明とも受け取れ、

新作に相応しい鮮やかな幕開けとなっている。



2.青春番外地

今日も酒場は酔いどれパーティー
女たらしでサイテーな俺
桜吹雪がふんわり舞って
ひとり歩く 番外地

あの娘はこんがらかった擦れっ枯らし
タバコふかして
イキがって喧嘩に負けた時
見向きもされず

色っぽくて気も強えし
啖呵切はハンパねぇし
こんな坊ちゃんで良ければ
遊ばないか?

今日も酒場は酔いどれパーティー(呑んで呑んで)
中途半端に純情な俺
恋の涙でジンワリ来ちゃって(泣いて泣いて)
千鳥足で生きて行く

縁があって楽団のバイトして
授業をサボリ
ピンク映画歌舞伎町とハシゴして
身も打ち震え

デイスコティーク泡姫
葉っぱスイスイ川下る
トンだギッチョンと
仲間に呼ばれた俺

なんか酒場は熱血ムード(呑んで呑んで)
愛と涙の憂国論議
そんじょそこらの男子じゃ嫌だと(嫌だ嫌だ)
諍い女のブスが言う

眠れララバイ
夢の中へ
君よ何処 嗚呼
あれはパラダイス
花のデカダンス
風まかせ 嗚呼

そして誰もがいなくなった(呑んで呑んで)
みんな全て消えてしまった
桜吹雪がふんわり舞って(呑んで呑んで)
嗚呼 青春番外地



タイトルは歌入れの頃に高倉健さんがお亡くなりになったこともあって

「網走番外地」から拝借したそう・・

バンドにおける桑田佳祐さんは、コンポーザーであり、プレイヤーであり、ヴォーカリスト

であり、プロデューサーであり、現場監督でもある。2014年1月16日に全員がスタジオに

集まり、そこで大枠であった桑田さんの構想を話し、その流れで新作への本格的な

レコーディングがこの「青春番外地」からのプリプロからスタートした。



3.はっぴいえんど
海街の風に揺れながら
キミは振り返りボクに微笑みを
いつまでも幼いふたりが
長い道のりを駆けてきたね

時は流れ互いの良いところ
駄目過ぎるところ知り抜いて

旅の途中で羅針盤キミに預けたら
船は何度も荒海超えてOh…
夢と希望を五線譜に書き込んだら
土砂降りの雨降る嵐の後で
昇る朝日がボサノヴァを歌っていた

言葉よりそばに居て欲しい
眠れないボクの手を握りしめて
病む時も笑顔見せてくれ
ボクよりも長く生きるキミよ

出逢った日は淹れたてのコーヒー
フラれた同士にはホロ苦く

旅の終わりがハッピーエンドならいいのに
キミの顔色窺いながらoh…
決してひとりで生きて来れた訳じゃない
歌うことしかない人生だけど
イカす仲間が奏でるはLove Song(愛の歌)

旅の途中で羅針盤をキミに預けたら
船はゴールを目指して進むOh…
夢と希望を五線譜に書き込んだら
新しいふたりの出発(たびたち)の日に
燃える太陽がロックンロールを踊っている



原由子さんがピアノのイントロを考案し、オルガンも担当しているのだそう・・

歌詞には60年代から70年代前半の新宿の猥雑な場末空気感が漂いシラケ世代と言われ始めた

若者たちの」青春群像を切り取ったリアルな感覚が表現されていて、

デカダンな雰囲気を醸し出した桑田さんの歌が魅力的。

桑田さんの頭の中には構想段階からエルトン・ジョンの「Your Song」のような

イメージがあったのだそう・・しかし、メンヴァーの松田弘さんはボサノヴァの様な

曲調と解釈したようだったという・・

10年振りのニューアルバムにあたってメンバーへの思いや病で迷惑をかけた時の礼や詫びも

いれてしまおうと思ったことから悩んだそう出来あがったこの歌を

照れ臭さを感じずに歌える日が来て良かったと語っている。

自分の音楽人生がいつまで続くか分からながたまにはこういう曲も歌っておきたかった

特に原さんに対してはあらたまって「ありがとう」となかなかいい辛いから・・

☆彡「セルフライナーノーツ」で桑田佳祐さんが語っていた一部分から☆彡



4.Missing Persons

アカン!!強引な交渉(マネ)は
話し合いはもっと冷静(おさえ)て
当然向こうもテンパってる
外交は焦れたら負けさ

相手の懐に飛び込んで
真の狙いが何か引き出そう

後がないのは向こうさ
瀬戸際の状況さ
軽く握手を交わして
肝っ玉をわし掴む

彼(アイツ)だって必死こいてやって来るんだ
家族愛と人間同士は変わらない

北風 激しい雨孤独な夜に耐えて
絶望の海を越え辿り着いた地の果て
愛しい人よ今逆転勝利へ

アカン!!弱気な態度は
舐められちゃヤバいさ
人間(ひと)としてのフリーダム
この手で奪い返せ

相手の懐に飛び込んで
最後のカードを切るのはいつなんだろう?

あれから世の中がどんなに変わろうとも
もう一度海を越え抱き合う日を待っている
君帰り来る愛の大地で

北風激しい雨孤独な夜に耐えて
絶望の海を越え辿り着いた地の果て
どこかで同じ星をきっと君も見ている
明日へ虹を架け抱き合う日をまってる
必ず最後は逆転勝利へ

I call your name.
Megumi. Come back home to me
She’s coming back!!



歌詞は北朝鮮による日本人拉致問題について歌っている。

音楽と言う表現には様々機能を背負わせることが出来る。

常に“希望”を前提に音楽を作っている。仮に絶望を歌ったとしても、

その先には希望が見えるように作ってきたつもりだ。この曲も同じである。

手前味噌だが、自分の音楽人生のなかでも、屈指の出来栄えの曲になったと自負している。

この歌をエールに変えてお贈りしたい。一日も早い問題の解決を願ってやまない。

と桑田さんは語っている。



5.ピースとハイライト
何気なく観たニュースで
於となりの人が怒ってた
今までどんなに対話(はな)しても
それぞれの主張は変わらない
教科書は現代史を
やる前に時間切れ
そこが一番知りたいのに
何でそうなっちゃうの?


未来に平和の花咲くまでは…憂鬱(Blue)
絵空事かな?お伽噺かな?
互いの幸せ願うことなど

歴史を照らし合わせて
助け合えたらいいじゃない
硬い拳を振り上げても
心開かない

都合のいい大義名分(かいしゃく)で
争いを仕掛けて
裸の王様が牛耳る世は…狂気(Insane)
20世紀で懲りたはずでしょう?
燻(くすぶ)る火種が燃え上がるだけ

色んな事情があるけどさ
知ろうよ 互いのイイところ!!

希望の苗を植えていこうよ
地上に愛を育てようよ
この素晴らしい地球(ふるさと)に生まれ
悲しい過去も愚かな行為も
人間(ひと)は何故に忘れてしまう?

愛することを躊躇(ためら)わないで



サザンを休止させる時や再会させる時の曲作りは、いつも以上に

何かが下りて来るかが自分でも分からない。文字通り、白紙の状態だった。

ヒントのひとつは池上彰さんのテレビ番組だった。

大学受験の時に日本史を選んでいた身として、最近の教科書で

近代史に割かれているページが乏しいことや、鎌倉幕府の成立が1192年ではなく、

最近では1185年説が濃厚だという話題に興味が沸いた。

源頼朝知られた肖像画も実は足利頼朝だったのではないかと言う始末だと聞いて驚いた。

結局のところ、歴史から学ぶことは多分にあるが、改ざんや勘違いやも同じように

多々あることを思い知らされた。更に当時報道されていた近隣諸国における摩擦や軋轢を

ニュースで観ていた時、徐々にこの曲のセンテンスができあがっていった・・

ビートルズやボブ・ディランといったロックやフォークから、

戦争や平和を意識した世代のひとりとして何らかのメッセージを音楽で伝えたいと思った。

私は“和”という言葉が好きである。そして音楽には希望がなければいけないと

常々思っている・・そして、希望が感じられる曲にしたかった・・と語っている

2014年の年末ライヴ「ひつじだよ!全員集合」の大晦日公演では、

NHK紅白歌合戦の生中継で「東京VICTORY」と共に歌わせてもらった。

その際、一部で“領有権問題批判だ”、“安倍政権批判だ”という指摘が上がったが、

歌詞の一部だけを抜き出して、都合のいい大義名分(かいしゃく)で

曲解を受けたことは大変残念に感じた・・

アルバムの一曲として、正しく受け取ってもらえたらと願う…とも語っている。



6.イヤな事だらけの世の中で

月はおぼろ 花麗し
春は霞か桜は紅枝垂れ

簾越しに鴨川(かわ)は流れ
祇園囃子に浮かれて蝉時雨

溜め息に訳など無いわ
未練など嗚呼…
悲しみを置き去りにして
慰めの言葉で殺(あや)めてくれ

イヤな事だらけの世の中で
ひとり生きるのは辛いけど
この町はずれの夕焼けが
濡れた頬を朱で真っ赤に染める

ええオンナ

嵐山(やま)は化粧(けわ)い いろは紅葉
黄金(こがね)に揺れる稲穂に秋あかね

心乱れ 人恋しや
凍てつく胸に小雪が舞っている

あてもなく さ迷いながら
この世から 嗚呼…
躊躇いがよぎるその前に
とびきりの笑顔で逝かせてくれ

ある朝目覚めたその場所は
君と結ばれた花見小路
憎たらしいほど惚れさせて
いつか地獄の底で待っている

嘘ばかりつく女
それを真に受けた男

イヤな事だらけの世の中で
登る坂道は向かい風
あの懐かしい日の想い出が
酔えば身に染む涙ホロリ

ええオンナ



“イヤなことだらけの世の中で”、“この町はずれの夕暮れが”、

“ある朝目覚めたその場所が”という、どこか無情な感じの歌詞とメロディが

同時に思い付いた、レパートリーの中でも数少ない生い立ちを持つ。

こうしたセンテンスから“逆引き”で曲を書いていく作業はとても楽しかった。

のだそう・・今回のアルバムの歌詞は意識的に横文字を減らしているらしい・・

16ビートのテケテケした音は曽我君のシー-ケンス。原さんがシンセでマリンバやフルート、

ベルクリスタルを弾いている。松田弘君の叩くドラム・ショットやゲートリバーブなど

80年代のポリスやアートオブ・ノイズを彷彿とさせるサウンドに和風だしを効かせたことで、

摩訶不思議なナンバーとなったと桑田さんは語っている。



7.天井桟敷の怪人

お前らいいかい
今夜は呑んじゃえ!!
朝日が昇るまで

笑えよ もっと
少女のように!!
肉体(からだ)中震わせて

マジでちょっとだけ
ムカついたオンナには
ヤツの頬っぺたを
張り倒してやろうかと
ハラハラ ドキドキ

踊ろよ セニョール
情熱のタンゴ
真っ赤な血が騒ぐ

ごめんよ 母さん良い子でなくて
明日も旅に出る

「毛皮のマリー」が
イイかどうかなんて解んない
ただ無性に愛が欲しくなる

熟れたボディの
成り上がり女優には
イヤらしいお尻(ヒップ)を
嘗め回してやろうかと
夢見ただけだよ

お前らオーケイ!?
今夜は呑んじゃえ!!
舞台がハネるまで

マジでちょっとだけ
ムカついたオンナには
ヤツの正体を
ふれ回ってやろうかと
よくある演出(こと)だよ

ご来場のみなさん!!
最後にブラボー!!
カーテンコールをありがとう
さよならを言う前に



桑田さんが毛ガニさんの事をとても褒めている。

パーカッションの重要性を彼から教わったと言っている・・

桑田さんの仮歌のムードがすでに“怪人”になっていたので演奏はイメージしやすかったと斎

藤さんは語っている。間奏のギターとピアノのソロのバックはブラスセクションの

より“チャチャチャ”のリズムを入れ、イントロもその場で即興だったそう・・



8.彼氏になりたくて

Baby, baby 夜毎夢の中で
Say you love me 見つめていたい
あの吐息まじりの
甘い言葉でイカせてよ

Baby, baby, baby シャボン玉みたいに
壊れて消えた愛
窓ガラスに映る
惨めな恋の抜け殻よ

君の彼氏になりたくて
命に代えたって
空のブルーに 目が眩んで
抱き寄せた 裸のエンジェル

Tell me, tell me フラれたその訳を
もう恋なんかしない
この広い世界で
奇跡みたいな ひとめ惚れ

ひとりぼっちのBirthday Party
悲しき Love Story
映画のように口説きたくて
キメたのに 何故かロンリー

君に届かぬ lnvitation
涙のCelebration
枯れ葉のように 風に舞って
人混みに消えた 招待状

春を待ちわびたように
君は旅に出た
そして夏が過ぎ
人恋しさに誰の元にへ行く?

Oh, darling 彼氏になりたくて
命に代えたって
空のブルーに 目が眩んで
振り向けば 消えたエンジェル

君に届かぬ lnvitation
涙のCelebration
波音に立ち止まって
呟いた “I miss you

レノン&マッカートニーが初期のストーンズに提供したシングルに

「I Wanna Be Your Man」という曲がある。邦題は「彼氏になりたい」。ザ・ロネッツの

「Be My Baby」しかり、60年代のポップスやモータウンには、“君の彼氏になりたいんだ”

とか、ロマンチックなデートをしたいというモーチーフが散見された。こうした曲は、

ある意味不滅なのかと思っていたが、気付くと昨今はあまり甘いデートを歌った曲なんて

ほとんど聴こえてこない。この曲の歌入れは2015年の1月中旬に行った。私自身、

久しくこうしたシンプルなラブソングを書いていなかったので、

新鮮な気持ちで歌う事が出来たと桑田さんは語っている。

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報われない愛を綴った失恋ソング。サザンにとっては久しぶりの切ないラブソング。



9.東京VICTORY

Wow…

時を駆けるよTime goes round
変わりゆくMy hometown
彗星(ほし)が流れるように
夢の未来へ Space goes round
友よ Forever young
みんな頑張って
それ行け Get the chance!!

果てしない空と
海の青さに
胸が騒ぐ

幸せ求めて
人は出逢い
愛を交わす

こんな争い事や
不安に満ちた世の中だけど

時を駆けるよTime goes round
麗し My hometown
恋の花咲く都
回る 回るよ Space goes round
明日へのWinning run
風になりたくて
跳び立て One more chance!!

私を抱きしめ
守ってくれた
人はもういない

希望の灯火
それは金色(きん)に光る
一番星

どうせ生まれたからにゃ
生命(いのち)の限り旅を続けよう

時を駆けるよTime goes round
変わりゆくMy hometown
川の流れのように
ビルの街にも Rising sun
勝利のFinal countdown
自分を追い越して
それ行け Get the chance!!

Wow…

時が止まったままの
あの日の My hometown
ニ度と戻れぬ故郷
夢の未来へ Space goes round
友よ Forever young
みんな頑張って
TOKYO, The World is one!!

We got the victory.



「希望の灯火 金色に光る一番星」は金メダルを、

「時がとまったままのあの日のMy hometown」は震災後の福島を指している。

光を描こうとすれば、どうしてもその対極にある、忘れてはならないことも描かなければ

ならない。世の中に歪なところがあれば、歌詞に自然と表れる。

それは音楽人の矜持などというものではなくむしろ衝動なのだと思う。

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貧欲なまでに革新的な音作りを目指して、アルバム制作に打ち込む日々が

続いていた中で誕生したのが「東京VICTORY」だそう。

今作からサザン作品への本格的なデビューとなった曽我さんは、

桑田さんの頭に中のヴィジョンをいかに具現化するか、

さらにはそれ以上のものを生み出すかということに終始したそう。

タイトルの“東京”は、“祖国”といった意味合いで、その象徴的な言葉として

用いたそうで、「日本は今多くの問題をかかえているけど、後ろ向きにならずに

“VICTORY”な気持ちを持って前向きに行こうよという思いを込めた」そう。

=レコーディングレポート=より



10.ワイングラスに消えた恋

女ごころは
恋の魔法が解けて
別れ際に泣いてすがる
そんな自分が容赦(ゆる)せない

ワイングラスに
言い訳注ぎながら
酔えば悲しい 涙ホロリ
だけど未練はないわ

いつの日か互いの愛が
消えたのを知ったあの時

他人の目の中で
愛し合うフリして
孤独なままであなたに抱かれた

小雨に煙る
夜の舗道にひとり
街を彷徨う 闇に漂う
子犬みたいに怯え

あの頃ふたり
何も怖くなかった
希望に燃え 夢に溢れ
若さの限り生きた

テーブルに置かれた指輪
帰らないあの日あの時

冷たい雨が降る
夜更けの交差点
傘もささずに私は立っている

Wash wari wari …

いつまでも互いの愛を
受け止めておけば良かった

他人の目に中で
愛し合うフリして
沈む夕日が涙で滲んでた
今もあなたの幸せいのっている



やっぱりサザンのアルバムには原坊がヴォーカルを取る曲が絶対欠かせない。

いつもならキーボード」を弾きながら歌うのだが、今回はもしライヴで演奏するなら、

是非ともハンドマイクで歌ってもらうぐらいの、ちょっと大仕掛けのレビューみたいな

世界観の曲を提供しようと考えたそう・・

原さんはキーボードプレイヤーとして広い守備範囲を誇る。

ロック、ブルース、歌謡曲、ポップスとどんなジャンルでも器用にこなすせる多才さの

要因は、音楽的に恵まれた時代を生きてきたからこその豊富な経験と、

それに裏打ちされた彼女特有の“歌心”に他ならない。

そして、無論この歌心は歌唱そのものに対しても同様だ。

彼女はヴォーカリストとしても曲との“寄り添い方”が素晴らしい。

原さんならきっと理解して歌えるはずという、彼女への信頼があって成立したナンバー・・

果たして原さんは私の思惑に乗ってくれるのか?

ぜひ4月からの全国ツアーをご覧いただきたいと桑田さん語る。

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原さんがソロヴォーカルをとったサザン流の歌謡ポップス。

ホロ苦く切ない女心を歌っているのだが、彼女の歌声を聴くと、

ほんのり心に灯りが点される気になってくる。タイトルは「ワイングラスに消えた恋」と

「葡萄酒と私」の2タイトルだったが色々な意見を聞いた所女性陣の圧倒的な支持で

このタイトルに落ち着いたそう。

=レコーディングレポート=より



11.栄光の男

ハンカチを振り振り
あの人が引退(さる)のを
立ち喰いそば屋の
テレビが映していた
シラけた人生で初めて
割箸を持つ手が震えてた

「永遠に不滅」と
彼は叫んだけど
信じたモノはみんな
メッキが剥がれてく

I will never cry .
この世に何を求めて生きている?
叶わない夢など
追いかけるほど野暮じゃない

悲しくて泣いたら
幸せが逃げて去っちまう
ひとり寂しい夜
涙こらえてネンネしな

ビルは天にそびえ
線路は地下を巡り
現代(いま)こそこの時代(とき)こそ
「未来」と呼ぶのだろう
季節の流れに
俺は立ち眩み
浮かれたあの頃を思い出す

もう一度あの日に
帰りたいあの娘(こ)の
若草が萌えている
艶(いろ)づいた水辺よ

生まれ変わってみても
栄光の男にゃなれない
鬼が行き交う世間
渡り切るのが精一杯

老いてゆく肉体(からだ)は
愛も知らずに満足かい?
喜びを誰かと
分かち合うのが人生さ

優しさをありがとう
キミに惚れちゃったよ
立場があるから
口に出せないけど
居酒屋の小部屋で
酔ったフリしてさ
足が触れたのは故意(わざ)とだよ

満月が都会の
ビルの谷間から
「このオッチョコチョイ」と
俺を睨んでた

I will never cry.
この世は弱い者には冷たいね
終わりなき旅路よ
明日天気にしておくれ

恋人に出逢えたら
陽の当る場所へ連れ出そう
命預けるように
可愛いあの娘とネンネしな



歌詞は、長嶋茂雄さんと松井秀喜さんが並んだ国民栄誉賞セレモニーをテレビで

観たことがきっかけとなった。その原風景は「青春番外地」の頃に近い。

私は青山学院大学に入学して花の楽しいキャンパスライフを夢見ていたが、現実は

モテることもなく、何をやっても思い通りにいかずにモヤモヤとした気持ちを抱えていた。

ある日、喫茶店に入ると、長嶋さんの巨人軍引退試合が写っていた。それを見ていたら

「こんなはずじゃ無かった」という思いがこみ上げて、涙が零れていた。音楽に精を出し

サザンのメンバーと出会う前の昔話である。そして、時を経て、大人になったつもりの今、

「栄光の男」とは程遠い自分を鼓舞しているかのような歌でもある。

淡々とした歌詞と曲調だが、自分としては短編小説を書いているような気持ちだった。

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タイトルの“栄光の男”とは、国民栄誉賞を受賞した長嶋茂雄さんをイメージしたもの。

桑田さんはその授賞式のシーンを観ながら、1974年の長嶋さんが

現役引退した頃のことを思い出したそうである。入り浸っていた喫茶店のテレビで

引退セレモニーを観て。ひとつの時代の終わりを痛烈に感じると同時に、それを現状の

自分の情けなさとダブらせて人知れず泣いた想い出があるという。

桑田さんの音楽生活はまさにその大学時代から始まり、現在までの40年間、

その時代時代の大きな浮き沈みを体験してきた中で、

彼は今あらためて“本当の幸せって何だろう?”と考えたそうである。

サザンが再び始動するにあたり、そんなことを思い巡らせながらこの歌詞を切々と

描いたという。安定したような顔をしながら、その心根では未練と悲哀を抱えながら

人生をさすらっていく中年男性の本音が見え隠れした歌詞が、親しみやすいメロディーと

相俟って哀感を募らせている。「永遠に不滅」というフレーズは桑田さんが「永久に不滅」

を勘違いして歌っていたもの。そのままでよいかディレクターから何度も確認されたが、

桑田さんは「永遠」の方がスムーズに歌えるし、味があると言い直さなかったという

エピソードがあるらしい。



12.平和の鐘が鳴る

今の私を支えるものは
胸に温もる母の言葉
若い命を無駄にするなと
子守唄を歌いながら

過ちはニ度と繰り返さんと
堅く誓ったあの夏の日
未だ癒えない傷を抱えて
長い道を共に歩こう

悲しみの青空
忘れ難き顔と顔
平和の鐘が鳴る
あの音は誰のために
貴方(You)

喪失(うし)なったものを希望に替えて
再び歩き始めた日本(くに)
深い闇から立ち上がる時
笑いながら夢を抱いて

この世に生かされて
悪いことも良いことも
どんな時代だろうと
人間(ひと)が見る夢は同じさ

ここにいるのは
私独りじゃない
過去と未来が
繋いだこの命

悲しみの青空
忘れ難き恋もした
平和の鐘が鳴る
響くのは誰の胸に
貴方(you)
貴方へ(For you)


この曲の誕生はたまたま観たテレビ番組に起因している。

それはNHKスペシャル「カラーで蘇る東京~不死鳥都市の100年~」

フランスのプロダクションと協力しながら世界中から集められた昔の東京を記録した

白黒フィルム映像を、当時の色彩に近づけたカラーで復元するというプロジェクトだった。

モダンな煉瓦の街並み。東京駅前を走る大八車。そして関東大震災……。

かつての日本が、コンピューターによって鮮明なカラー映像で蘇っていた。

その中で、昭和天皇のよる玉音放送が流れた日の皇居の様子が映し出された。

玉音放送に涙する人々の頭の上には、この上ない真っ青な青空が広がっていたのだ。

それを観ていたら「悲しみの青空」という言葉が頭を過ぎり、すぐにこの詞を書き始めた。

ビートルズの「Because」の歌詞に「あんまり空が青いから僕は泣けてくるんだ」という

一節がある。当時ジョン・レノンの傍らにはオノ・ヨーコさんがいて、俳句や禅、

能や歌舞伎について学んでいたらしい。その影響も少なからずあったのか、

イギリス人がこうした心境を描けることに驚いた。

番組では焼け野原から徐々に立ち直っていく人々の笑顔が映し出される場面があった。

配給を待つ人々も、皆一様にニコニコしている。

それを当時の米駐日大使が“ジャパニーズ・スマイル”と呼ぶ。

私は彼らの笑顔に日本の品格を感じた。日本人は様々な悲しい時代を必死に生きてきた。

空襲、震災と、何度となく焼け野原を体験しては立ちあがってきた。

正直、よくこれほどまでに立ち上がって来られたものだと思う。

きっとあの青空に侘びや寂びを込め、笑顔を絶やさずに生きてきたのだろう。

私は幸せな時代を生きることが出来た。夢だ!希望だ!音楽だ!と青春を過ごし、

「ビートルズ最高!コカコーラ最高!」で何の苦労も感じることもなく

生きて来られたと思う。自分の子供や孫、そしてまた先の世代には、幸運にも自分たちが

味わってこられた文化や、スイートな体験を出来る限り味わってほしい。

私自身、思わぬ大病を経験したこともあり、近年は生かされている喜びというものを

強く噛み締めるようになった。そして何より、激動の時代を生き抜いてきた

先人の方々がいてくれたからこそ、私たちは今こうしてここにいられるのだと

心の底から痛感させられる。私は歌を歌うことしかできないが、

せめてそのありがたみを歌い伝えたくてこの曲を書いた。

“平和な国・日本”とは、戦後70年かけて構築したきた、我が国が誇る貴重な

ブランドイメージではないだろうか。どうか平和であってほしい。

私はこれまで実行してきたことがひとつある。

それはアルバムの中にハチロク(8分の6拍子)の曲を入れるという小さな計画だった。

3連符のロッカバラードと言えばいいのか、「熱い胸さわぎ」なら「恋はお熱く」、

「ステレオ太陽族」なら「栞のテーマ」、「キラーストリート」なら「ひき潮~Ebb Tide~」

がそうだった。今回もこの曲もそれで実現できて大満足である。

この曲は2015年のNHK放送90周年イメージソングに抜擢された。

=レコーディングレポート=より



13.天国オン・ザ・ビーチ

(Let’s Go!)

輝く太陽 あの娘(こ)に逢いたい
ギンギラギンにやっちゃうよ!!
生まれたまんま男と女
濡れて弾けてチュッチュッチュー(チュー)

イルカに乗って 遊びに来た僕らは
海辺のホテル 空いた部屋無く
キャンセル待ちだよ

甘いよメロン デカイよスイカ
割れ目が「ジュン!!」と鳴っちゃった(鳴っちゃった!!)
種を飛ばそう 果汁(しる)を垂らそう
カラダが目当てパイのパイのパイ(オッパーイ!!)

谷間がエロス ピリ辛タコス アン ドゥ トロワ
蒸し風呂車内吹きだす汗
反り立つトーテムポール

走れ真夏のドライヴウェイ(GO!GO!GO! GO!)
愛をこの手で掴もう!!(GO!GO! GO~!)
熱い砂の浜辺で
あっちっちGO広い海GO

好きなあの娘とふたり(GO!GO!GO! GO!)
ここでガッンとキメよう!! (GO!GO! GO~!)
マイ・ベイビー・バラバラロックンロール(Oh!,yeah!)
亀はスイム スイム スイム

(Let’s Go!)

夢も希望も ハミケツほいほい
ビキニも取れてウッシッシー!! (ウッシッシー!!)
口づけして 吸って吸って吸って
喘ぎ悶えてア、ハ、ハーン(ア、ハーン)

気がついたら ひとり砂に埋もれて
誰もいない夜の渚
星を眺めてた

燃える季節の中で(GO!GO!GO! GO!)
ハメをハズすもイイじゃない(GO!GO! GO~!)
ここは天国オン・ザ・ビーチ
ヒデキ ブルー・スカイ・ブルー

恋はリズムに乗せて(GO!GO!GO! GO!)
ありったけの想いを(GO!GO! GO~!)
いとしのあの娘に叫ぼう(Oh!,yeah!)
アワビOh, so sweet

(yeah!)
♪ゴ~ゴ~ゴ~ゴ~

走れ真夏のドライヴウェイ(GO!GO!GO! GO!)
愛をこの手で掴もう!!(ファイト~!)
熱い砂の浜辺で
あっちっちGo広い海Go(yeah!)

好きなあの娘とふたり(GO!GO!GO! GO!)
ここでガッンとキメよう!! (GO!GO!GO! ~!)
マイ・ベイビー・バラバラロックンロール(Oh, yeah!)
タコもスイム スイム スイム(天国オン・ザ・ビーチ)

(B・E・A・C・H)



お聴き通りの下ネタソング。どうやらサザンはリスナーとのコミニュケーションツール

として、活動の節目節目に下ネタを織り込む傾向があるらしい(笑)

サザンというバンドはベテランではあるけれど、どこかポップスの王道として

捉えられていることへの危機感、違和感を、根強く抱いて来た。

くよくよとした悩みも現実であり、どっかで何かを楽しもうとする遊びの

欲求もまた現実である。そんな人生の道理を、ずっと体現するバンドでいたい。

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55thシングル「東京VICTORY」のカップリングの収録された「天国オン・ザ・ビーチ」は下

ネタ満載のおふざけ歌謡風ロックナンバー。昭和の演芸的なサウンドといい、

ナンセンスでエロ度500%の歌詞といい、まさにサザンのお家芸のひとつというべき妙味

が笑いと共にたっぷり味わえる。この曲のミユージックビデオには奥田民生、斎藤和義、

吉井和成、星野源、木村カエラ、平井堅、ドリカムといった今をときめく錚錚たる

ミュージシャンたちに、増田恵子、元モーニング娘やAKB48の面々といった

世代を超えたアイドルたちや、ガッツ石松が参加。大きな話題を呼び鮮烈な印象を残した。



14、道

イケない恋に溺れたり
危ない相手口説いたり
そんな野郎が
「歌うたい」になれる

いいじゃない
楽しければ素敵さ

ずる賢くてイジワルで
みすぼらしくて見栄っ張りで
カネにダラシないと
思われても

ケセラセラと…
だけど心は

北ない声で調子っぱずれ
醜い奴と嗤われても
あなただけ
捧げる歌がある

いいじゃない
これが僕のやり方

人生なんて夢のような
嗚呼…
儚い物語

あなたにとってこの道は
嗚呼…
どこまで続くのでしよう?
Oh…

愛したのはあなただけ
嗚呼…
嘘だと思うでしょう?

あなたなしじゃ生きられない
嗚呼…
死ぬほど抱きしめて
Oh…



曽我君がメロトロンやシンセ・チェロ、原さんがピアノや、間奏で鍵盤ハーモニカの音を

それぞれシンセで弾いている。またここでも原さんが、単音のみでカウンターメロディを

作って、サビを美しく広げている。「ピースとハイライト」、「栄光の男」同様、

いつもの原坊マジックが炸裂しているのだ。スライドギターは私。

ピンクフロイドみたいな方向性を意識して弾いてみた。

いま私が憧れるのはただの「歌うたい」。ちょっとバランスが悪くて、辻褄が合わなくって

、言い訳がましい、そんなひとりの「歌うたい」」なのだ。

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当初ボサノヴァっぽい雰囲気を持った曲として製作が進んでいたが、

桑田さんがデヴィット・ボウイのような世界を作ってみようと思い立つたことから、

アレンジが急展開を見せた。斎藤さんは「あまりにも急だったので、ビクタースタジオに

12弦ギターがなくLine6のモデリングギターの12弦ギターのシュミレートサウンドを

使ってみたら、これが何とも言えない不思議な音色でこれは面白い

ということになったそう・・そのシュミレートサウンドの上に桑田さんが

スライドギターを入れて抜群の効果を発揮。わりとドライで残響感のない感じの

斎藤さんのアコギとリヴァーがたっぷりかかった桑田さんのスライドギターの対比により

見事な空間の演出になった。「そこがこの楽曲の肝です」と

エンジニアの中山さんは言っている。

最後にチェロを入れたら面白いんじゃないかというアイディアが曽我さんに浮かび、

シンセでチェロを弾いたそう・・原さんがベルのような音で弾いているカウンターメロディは

少ない音数で作られていて、印象的なフレーズになっている

最後に歌入れが行われた曲なんだそう。

=レコーディングレポート=より



15.バラ色の人生

君の腕に抱かれ
息もできぬほどに
口づけなどを交わす
濡れているよ

気怠く目を閉じて
唇を尖らせて
僕の首に両腕(うで)を回した
君が愛しい

大人になっても
色恋が大好きで
欲望の趣くまま

愛の魔法で君を酔わせて
裸のままの自分を曝け出したいな
恋の波動で胸を焦がして
完璧すぎる世間を嗤ってやりたいな

肉体(からだ)を這う恍惚のキッス
甘く切ない背徳のタッチ
セクハラだと言われそうなくらい
蕩けそうさ

誰にも邪魔されず
悦楽(よろこび)を求め合い
愛しい人のために
生きて行ける

世の中は全て
ハイテクな世界
現実離れの虚像(ゆめ)

愛のカタチもニオイも知らず
画面の中の恋愛(ロマンス)にゃ 情熱(ハート)が燃えないな
皆が集まる架空の広場(s n s)で
このバラ色の人生を分けてあげたいな

愛の魔法で君を酔わせて
裸のままの自分を曝け出したいな
恋の波動で胸を焦がして
横一線の世間を嗤ってやりたいな
自由でありたいな



カントリーロックのティストが入ったアメリカンなロックンロールをやらせたら

うちのメンバーは本当に上手いと桑田さんは言う。

メンバーがいて、除々に曲が出来上がり、ライヴでプレイしたら間違いなく楽しいはずだと

わくわくする。「キラーストリート」の頃よりも肩の力が抜けてのびのびとした

現在のサザンのムードが色濃く感じられる演奏となった。

前作から10年空いたことで、各々が各々の長所を伸ばせるようになったのだろうか。

この曲は37年目のサザンが迎えたリラックスしたバンドサウンドの成果なのかも知れない。

楽器を持って、音を出しあってコミニュケーションを図る。

話するよりもセッションすることで、互いの言い分や関係性を知る。

今回のレコーディングでその素晴らしさを改めて肌で感じたのだそう。

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2014年3月の怒涛の新曲ラッシュの1曲目にレコーディングした曲。

この曲でも原さんがサビを彩る印象的なカウンターメロディを考案。

桑田さんの作るメロディと原さんにカウンターメロディのバッキングは、

サザンの大事な要素なのだ。デビューの頃から変わらない桑田さんの声にピッタリ

と溶け合う原さんのコーラスが本当に印象的。

中山さんは「原さんのコーラスの音量を上げることがサザンとしてのポップだ」と断言。

「原さんのハモが大きく印象的に聴こえることこそ、サザンなのだ。

それは桑田さんの声と原さんの声が絶妙の相性をみせるからこそ、成立するのだ」と

言っている。

この曲名が決まる直前までのタイトルは「アナログ人生」だったのが、

2015年2月初旬に「バラ色の人生」に変更された。

=レコーディングレポート=より



16.蛍

愛の歌が途絶えるように
心の灯りが消えたの
たった一度の人生を捧げて
さらば友よ 永遠(とわ)に眠れ

青空は悲しい空
揺れる木漏れ日がせつなくて
夏が来るたびあの日と同じ
風が通り過ぎて行ったよ

涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
また逢うと約束をしたね

何のために己を絶って
魂だけが帰り来るの?
闇に飛び交う蛍に連れられ
君が居た気がする

生まれ変われたたなら
また恋もするでしょう
抱き合い命燃やすように

涙みせぬように
笑顔でサヨナラを
夢溢る世の中であれと
祈り



映画「永遠の0」の主題歌で、シングル「ピースとハイライト」のカップリングとして

「栄光の男」」と共に収録されていた。映像から触発された意味で言えば、「平和の鐘が鳴る」

と近い生い立ちかも知れない。映画のオファーをいただき、編集の途中だった本編DVDを

観てみると、涙でタオルがびしょびしょになった。

その力の入った勢いのままかなり映画の内容に寄り添った歌詞を書いた。

作詞の起点は映画だったが、念頭に置いていたのは平和の祈りである。

リスナーの方々から、またの日の再会を夢見る情景は、家族や友人に先立たれた想いや、

震災で大切な方々を亡くされた心情とも重なるという声も寄せられた。

どの曲でアルバムを締めくくろうかと悩んだが、やはりこの曲しかないと思った。

10年振りのアルバムを無事に作り終えて、今はとても満足している。

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アルバムのラストを飾るのは「蛍」。

54thシングル「ピースとハイライト」の2曲目に収録されたこの名のバラードは

映画「永遠の0」の主題歌としてスクリーンに華を添えていたことも記憶に新しい。

ちなみにサザンが映画主題歌担当したのは、桑田さんが監督を務めた「稲村ジェーン」

の「真夏の果実」以来、23年振。映画「永遠の0」の制作サイドから熱烈なオファー受けた

桑田さんは、同映画のラッシュを観てタオルがビショビショになるくらい泣いたそうで、

「待っている人がいることそのものが生きる力であり、生きる原動力。

主人公の宮部久蔵の姿にいたく感動した」という。

映画を通して“人は何のために生きるのか?”ということを強く感じたという桑田さんは

この普遍的なテーマに対して自分なりの解釈で「音楽を通して

平和への祈りのようなメッセージを伝えたい」と語っている。

オーケストラをバックに歌う桑田さんのヴォーカルからは、心の奥へとじんわりと

沁み渡ってくるような平和の祈りが静かに伝わってくる。

全16曲を聴いて、どの曲にも桑田さんのこだわりが隅々まで染み込んでいることが

分かると思う。そして、桑田さん原さん関口さん松田さん野沢さんの5人を始め

参加ミュージシャン、エンジニアたちを含む各人それぞれの心意気や情熱を楽曲から

感じ取っていただけたら嬉しい。全編を通していずれの楽曲のもポップな美へと昇華

させたサザンイズムが流れている。今作は、常に新しい感覚を取り入れて躍動し続ける

サザンの“現在(いま)”を描き出した現代の浮世絵であり、現代絵巻だと言える。

(レコーディングレポートより)

=2015年4月記=



  • sazan.jpg


6月6日のサザンのライヴは最高だった(*^0゚)v 

  = 2015年6月6日(土曜日)=












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